送り手の女性観?

2003年11月19日
受け手の私が女だからでしょうが、マンガでもアニメでも、女性キャラの書き方に違和感を覚えるときがあります(勿論ドラマでも小説でもあり得ることですが)。最近では「ガングレイヴ」のマリア。この作品のヒロインだけれど、唯々諾々とただ守られるだけの存在、そして自分の置かれている状況にまるで無知。未だストーリーの途中とはいえ、正直主人公の恋人として魅力的なヒロインとは言えないと思いますね(送り手が最初から魅力的に作るつもりがないのなら当然でしょうが、それじゃあこのヒロインのためにマフィアの組織に入った主人公があまりに哀れでしょう。え?そういう話?)。

尤も、私がこうも違和感を覚えるのは、この作品の原案が内藤泰弘氏であること。少なくとも「TRIGUN」にはこういう女性は一人として出てこないのですよね。TRIGUNで内藤氏が描かれる女性キャラは全て魅力的で好きなだけに、違和感を覚えるのでしょう。まぁ原案といっても氏がどこまで参加されたのかは判りませんが。

という話は実は前振りで。
きっかけは今週のGet Backersです。今週のメインは主人公二人の再会のはずですが、私的にはこっちの方に目がいってしまった。それは、ここ数週間不満タラタラだった女郎蜘蛛様の書かれ方、ついにここに極まれり。
ただの女なら仕方ない。愛する男と一人息子を失って傷心の涙を流すのも当然。が、貴女は蜘蛛一族の女王なのでしょ?兜の思惑に今頃気付いたとか言って泣いて済むと思うなよ?一族を戦わせたのは貴女だよ?しかも齢70を超えてそのざま?

GBでの女性キャラも総じて好きです。特にマリーアとか卑弥呼とかクレイマンとか。が、女郎蜘蛛だけは感心しません。
つか、七頭目自体あまりに情けないですね。深山以外は揃いも揃って長として失格(というかそれ以前に大人としてどうよ?)。
あーなんか会社員時代を思い出す。上司に恵まれないと、ホント不幸ですよねぇ(しみじみ)。

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