私が最初に「ゲットバッカーズ」が面白いと思ったのは、その基本設定のユニークさ。
「奪られたら奪り還せ」の奪還屋の二人が主人公なワケだけど、この二人の設定が面白い。
つまり、無限城というバーチャルが支配する空間と、魔女の邪眼、というまるで関係なさそうな二つが、実はバーチャルリアリティという共通項で繋がっていて、各々のバーチャルを操る二人が主人公という設定。
なぜこの二人が主人公なのか、無限城の謎と銀次の力の意味がIL奪還編で判明したとき、なーるほどと思って感心した。
(因みに、奪還屋と無限城にも繋がりがあるらしいけど、そこはまだ謎・笑)

邪眼って昔から聞くけど、その中味について私は殆ど無知だったんですが、「魔法」って邪眼で見せられる幻なんだと理解すると妙に納得できてしまった。そっか、昔から魔女っ子がご馳走出したり変身したりするのは、結局は相手に幻を見せてるんだ(笑)。逆にいえば、コンピュータで造るバーチャルって現代の魔法ってコトですね。

ただ、何せこの作品は謎が多い。ぶっちゃけ、多過ぎ(笑)。それも魅力の一つではあるけど、それぞれのエピソードが伏線を含んで重なり合っていて、一つ伏線が回収されると三つくらい謎が出てくる。だから、なかなか話の途中から入って来れず、ファンが増えないんじゃないかと。
連載打切りになって謎が謎のまま終わったら私は泣くよ?

なんで急にこんなこと書いたかって、某掲示板でこのマンガについて酷く誤解されるような噂を聞いたもんで、一ファンとして擁護してみた。←こんなとこに書いてもな(笑)

で、今週のマガジン。
士度がユダだとか、銀次を兜への供物にしたとか、そんなことは予想の範囲内ですね。むしろ蛮がそれに気付いてなかったことが意外。さんざ意味深な科白があったのに。あ、士度は裏切ってませんよ、勿論(←自信満々)。彼はそんなキャラじゃないから。どうやって銀次を助けるつもりかは判らないけど。

それより一番気になってるのは。結局蛮が賽蝶を殺したってことになるの・・・?いやー!それだけはイヤ!確かにムカつくヤツです。蛮が本気で怒ったのは当然だけど。でも私は蛮に人殺しして欲しくないのッ!例え、賽蝶があとで黄泉帰りするとしても。

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