15年ぶりのロック

「ヤングキングOurs」立読み。
我ながらホントに立読みばっかりだよな。スミマセン、読む漫画はせいぜい二つくらいなんで勘弁して下さい。
少年キングが廃刊されて15年だそうな。つまり私が「超人ロック」を読むのも15年ぶり！うっわぁ！
そして面白い程変わらないね、聖悠紀氏の絵は（笑）。勿論、技術は向上されたと思いますが。

それにしても、長寿とは思ってたけど1500年も生きてるとは知らんかったよ、ロック。不老不死なんて私は死んでもヤだね（←だから死なないんだって）。
そう言えば、ホントにロックって存在自体が謎。はっきりしてるのはエスパーだってことだけ、とあったけど、確か私が最初に読んだ作品（同人誌時代の作品だっけ）では、イキナリ女装、ではなく、女性になって登場する。性別すらコントロールできるという。まぁホントは男性でしょう、多分（笑）。

以前は単純にエスパーものが好きだったんだけど、今思うに心理描写が乏し過ぎるんじゃなかろうか。そりゃ1500年も生きてりゃ老成するというか、人間らしさが希薄になるのも仕方ないかも知れないけど。今回のロックはまだ西暦の時代らしいから、普通に人間らしく悩むロックが見たいものです。

そして内藤泰弘氏「トライガン・マキシマム」。
やっぱりなのね。
先月号読んでもまだ信じられなかったけど、ヴァッシュの口からはっきり言われると。ずしぃ。
ごめんなさい、私はヴァッシュファンです。ウルフウッドにはあまり関心ありませんでした。でも悲しいです。

先月号の発売後、ウルフウッドファンの方がサイトで書かれた感想で印象的だったのは、殆どの人が「悲しいけれど、彼の最期には納得できる」「いい最期だった」という感想だったこと。
確かに、それまでコミックス2冊分くらいの長期に亘って、ウルフウッドの過去や彼の想いが丁寧に描かれていて、作者の彼への思い入れの深さが感じられた。主人公より人気あるんじゃないか、ってくらい人気の高いキャラだったけど、キャラ1人にここまで誌面を費やすのも珍しいと思うくらいだったな。ヴァッシュファンな私は、主人公はどこ〜？とか思って、つい立読みも忘れがちだったくらいだから（汗）。

それはともかく、ファンが納得できる最期だったのなら、まだ救われるかな、という気がすると共に、これだけのファンを納得させた内藤氏も凄い、と思った。

そういや、奪還屋とトライガンを扱っておられるファンサイトもあるんだけど、大抵はヴァッシュファンは銀次ファンで、ウルフウッドファンが蛮ファンらしい。うーん、確かにそういう傾向はわかる・・・かな・・・？でも、私はヴァッシュと蛮が好きなの！ヘンなのよ、あたし！・・・でも、ホントに他に居ないのかしらん（涙）。