心理

2004年11月14日 〜2005.3アニメ感想
をや、いつの間にやら日記開始から1年経過ですよ。
すっごーい!
こんなに日記続いたの生まれて初めてだ!

「MONSTER」第31話「白日の下へ」

前回のロベルトの奥さんはニセモノだったことが発覚し、このハードな作品に見付けた息抜きをあっさりかっさらわれてしょんぼり〜。

ところで、私にとって「MONSTER」で一番謎なのは、実はヨハンの正体とかではなくて、テンマの行動。
確かに、本当だったら死んでいた「MONSTER」を自分が生き長らえさせてしまった結果、自分の周囲の人間をはじめ、更に多くの人間が殺された、ということへの悔悟はあるだろうけど、だからといって、自らの無実を証明するのではなく、ヨハンを殺すことが第一目的、という彼の行動が理解できない。

医者が、誰であろうと患者を助けようとするのは当然で、むしろ医者の職責でもあるのに、結果的に助けたのが「MONSTER」だったからって、その彼が自分のためといわんがばかりに自分の周囲の院長達3人も殺したからって、自分の手で殺そうとするか?普通。
非常に正義感が強いといえばそれまでだけど。
なーんか引っ掛かると言うか。
まるでヨハンを殺すことで、院長達を「死んでしまえば良い」と言ってしまった自分の罪を覆い隠そうとしてるみたい、とか思うのは考え過ぎか。

今回の、あんたを見てるとリヒャルトを思い出す、というDr.ライヒワインの科白は、なにかそんなのを暗示してるような気もする。

そして、久し振りにルンゲ登場。
Dr.ギーレンがテンマに宛てた新聞広告のことがなぜルンゲに判ったのか不思議。
そして、Dr.ギーレンの資料を読んでも、テンマへの疑惑を解かないルンゲ。
あの程度でテンマへの彼の執念が薄らぐとは到底思えなかったけど(というか、ギーレン自身なんだか自信なさげだし)。

それにしても、Dr.ギーレンがルンゲを心理学者として分析するシーンを観てると、なにやらこの原作者は、心理学的に良く言われるような人間心理の既存の捉え方に対して、作品全体を通して疑問を呈してるような気がする。
「人間ってそんな単純なもんじゃないんじゃないか?」
みたいな。

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