迂闊

連載100回記念だそうですね、イルパラッツォ様ッ！！
いや、買ってないけど、OURs。
なんか久々に読みたくなったけど、久々に読んだんじゃワケ判らないだろうな。ヘルシングもどうなってるんだろ。

『巌窟王』第九幕「闇色の夢を見た」

フランツが好きなのは、てっきりアルベールの婚約者のユージェニーだと思ってたんだけど。
もしかしてアルベールなの！？
迂闊ッ！迂闊だったよ、あたし！
遠未来だってのに、性へのタブーは変わらないのか？
つか今でも同性婚ある国もあるじゃない！それとも貴族はダメなの？
可哀想なフランツ。そんなに切ない顔しないで。
おばさ・・・もとい、おねいさんが力一杯応援してるから！

でも、あれじゃあ、初登場シーンでは好青年のフリしてたカヴァルカンティ侯爵が、いきなりアルベールにライバル意識剥き出しで喧嘩売ってきたのは、
「一つ、はっきりさせておこう。この世で僕だけが唯一、伯爵の愛を受けることのできる存在だってことをさ。はっはっはっ！」（関智声で）
って言ってるとしか聞こえないけど（それにしても、なんだあのオーバーアクションは！怪しい劇団員かい）。
でもって、伯爵が復讐するのもフェルナンとの痴話喧嘩だってことだね。
「ガングレイヴ」といい、最近こういうの多いなぁ。

えーっと。
幸せ薄そうなヴァランティーヌが継母に毒を盛られて死ぬかもって回にこんな感想で良かったかな。
ところでまさかユージェニーってヴィルフォールの娘？

相変わらず、19世紀のパリにしか見えないのがちと不満。
普通に雨降って濡れてるし。
普通に土に穴掘って墓地にしてるし。
遠未来なら、都市ごとドームで覆うとか（パターンだけど）、もうちょい快適さとかを求めるもんじゃない？
遺体はリサイクルして食料にするとか（別の作品だって）。