白猿

なんだろ、この苦し紛れのタイトルは。
海猿とも野猿とも無縁です、念の為。

『ファンタジックチルドレン』第9話「オエセル」

べフォールの子供達はみんなそうだけど、ソレトも精一杯大人びた態度の裏で、心許ない迷子の子供みたいな（いや、見た目子供だけど）ところがアンバランス。
アギは地球の家族に妹がいるんだね。
冷徹なリーダーっぽかったけど、キルヒナー達を助けようとしたり、実は情に厚いタイプみたい。それだけ使命感が強いってことかな。結構好みかも。
ようやく、べフォール組が徐々に解ってきたかなーってところに新キャラ（か？）デュマ登場。
をを、正統派美形敵役キャラ？

唯一の家族である盲目の妹シベールに会いに、ゲド機関から脱走したキルヒナー。シベールを助けるためにオエセルを使ってべフォール組と遭遇。
うっわー！！シベールの婚約者！舐めるか？婚約者の手を舐めるか？？へいたーい！！
それをニヤニヤしながら見てる叔父叔母夫婦。それだけでシベールの置かれてた状況が判るなー。後で回想しなくても充分ですよ。

でもキルヒナーが「エンマにとり憑かれてる」って？
なにそれ？閻魔？（違うだろ）
以前、ハスモダイが地球の家族が居る空間を作ったのとは違うのか？わからん。
オエセルが≪最終兵器≫としてのティナの力なのかしらん。
オエセルって電気とは違うけど、雷帝ならあれくらいできるぞ！そっか、無限城の最終兵器だったのか、雷帝。

追い詰められて自らオエセルを放出したキルヒナーは、ゲルタの前で突然消える。
異空間へ行ったってことかなぁ？
死んでないとしても、あの年齢だし、背中から撃たれてたし、もう長くはないと思えるのに、結局シベールの傍に居られないなんてあんまりだー。

それにしても、この作品での地球ってパラレルワールドのようだけど、なんでこういう設定かな。
過去にべフォール組か誰かが関わって、歴史が変わったとか？
この世界の地球の社会情勢とかがまだ掴めないんだけど。

ところで、トーマが餌付けした白い猿ってアメデオなんだ、ホントに。アメデオー！いくら日本アニメーションだからって。
あー笑った。
笑ったと言えば、ヘルガがようやく楽しそうに笑って、ヨカッタヨカッタ。ストーリーとしては、むしろこれからだろうけど。