閻魔
2004年12月27日 〜2005.3アニメ感想発売日早々、「トライガン・マキシマム」第10・11巻ゲット〜!
この日を待ってました。もう随分待ちましたよ!
年末修羅場でじっくり読めないけど!
『ファンタジックチルドレン』第12話「閻魔」
(1週間遅れたけど、その分長い!)
やはりもう死んでたキルヒナー、妹のシベールを守りたいという強い執念で、この世に肉体を繋ぎとめていたらしい。
けれど、そのせいでゾーン(魂の世界?)が不安定になって宇宙が崩壊する危険が生じたため、キルヒナーの魂を破壊しようと閻魔が出現する―――。
えーっと、閻魔の役割は分かったんだけど、結局「閻魔」って何なのか判らないよー。
自分と同じくシスコン、もとい、妹を守ろうとこの世に執着するキルヒナーの魂から守るため、死を受け入れるようキルヒナーを必死に説得するアギの姿は、なんだか観ていて切ない。
「魂があればその想いは永遠になくならない。その想いは必ず妹を幸せへと導くんだ」
ただ、個人的にはこういう考えには賛同できません。
大体、魂があれば想いが永遠になくならないってのもどうだろ?
だって、人の『想い』といっても色々ある。
キルヒナーやアギのように「妹の幸せを願う想い」のようなプラスの想いだけじゃなく、マイナスの想いだってある。
そんな想いが肉体が滅んでも永遠になくならないなんて、怖い気がするけど。
だからって、死んでしまったらその想いに意味がなくなるワケでは決してなく。
「妹を幸せに導く」のはシベールの記憶に残されたキルヒナーの想い、だと思う。死んだキルヒナーがシベールにだけ見えたように、シベールが彼の想いを忘れない限り、その想いはシベールにとっては「なくならない」。
逆に言えば、向けられた相手が想いを受け止めずに忘れ去ってしまえば、やっぱりその想いは消えてしまうんだとは思う。
それにしても、「閻魔」が宇宙の崩壊を防ぐための存在なら、「閻魔」を恐れる必要はないと思うのに、ベフォ組って全員「閻魔」の出現に恐れを感じてるみたい。
恐らくは、肉体の消滅よりも魂の破壊を恐れてるからなんだろうけど。
だからこそ、11歳で集団自殺とかできるわけだ。
でも、それっていわば宗教的価値観の問題だよな。
もし、肉体が消滅しても私の<魂>とかが残っていて、また生まれ変わることができるとしても、やっぱ肉体が消滅すれば『死』と思うけどな。
11歳過ぎたら前世の記憶もなくなるわけだし、生まれ変わったらそれは今の「私」とは別の人間だろって気がする。
説得虚しくキルヒナーの魂が破壊された(と思われた)後、ゲルタに「これ以上ゾーンに関わるな」と凄まじい迫力で警告するアギ。
ゲルタが開発した装置を「力ずくでも破壊する」とまで言う。
やはり、一見理性的のようで、実は相当情熱的な性格のよう。普段は使命感から感情を制御してるんだろうな。
そして、そんなアギとゲルタの会話を聞いていたトーマの険しい表情が印象的。
彼にしてみれば判らないことだらけのはずなのに、ワケ判んねぇよ!っていう表情じゃなく。
前世(?)の微かな記憶から、事態の深刻さを悟ったとも思えるけど、それより、ベフォ組が想像もつかない大変なことに関わっていて、その彼らがヘルガを探している、つまりヘルガを危険なことに巻き込もうとしてるんじゃないか、そのことに警戒感を抱いたんだろうな。その後、アギに釘刺してたし。
もうすっかり姫を守るナイトだね!
難点は、今のとこ姫の方にその気が全くなさそうなことだけど。
最後に、アギが無言電話で妹の元気な様子を確認してる様子が。
なーんかひっぱりますねぇ、アギの妹ネタ。
もしかして、この先登場するのでは?それもデュマの仲間となって!
――― スミマセン、好きなキャラはいぢめたくなる性分でね。
ふふふっ。<怖ッ
この日を待ってました。もう随分待ちましたよ!
年末修羅場でじっくり読めないけど!
『ファンタジックチルドレン』第12話「閻魔」
(1週間遅れたけど、その分長い!)
やはりもう死んでたキルヒナー、妹のシベールを守りたいという強い執念で、この世に肉体を繋ぎとめていたらしい。
けれど、そのせいでゾーン(魂の世界?)が不安定になって宇宙が崩壊する危険が生じたため、キルヒナーの魂を破壊しようと閻魔が出現する―――。
えーっと、閻魔の役割は分かったんだけど、結局「閻魔」って何なのか判らないよー。
自分と同じくシスコン、もとい、妹を守ろうとこの世に執着するキルヒナーの魂から守るため、死を受け入れるようキルヒナーを必死に説得するアギの姿は、なんだか観ていて切ない。
「魂があればその想いは永遠になくならない。その想いは必ず妹を幸せへと導くんだ」
ただ、個人的にはこういう考えには賛同できません。
大体、魂があれば想いが永遠になくならないってのもどうだろ?
だって、人の『想い』といっても色々ある。
キルヒナーやアギのように「妹の幸せを願う想い」のようなプラスの想いだけじゃなく、マイナスの想いだってある。
そんな想いが肉体が滅んでも永遠になくならないなんて、怖い気がするけど。
だからって、死んでしまったらその想いに意味がなくなるワケでは決してなく。
「妹を幸せに導く」のはシベールの記憶に残されたキルヒナーの想い、だと思う。死んだキルヒナーがシベールにだけ見えたように、シベールが彼の想いを忘れない限り、その想いはシベールにとっては「なくならない」。
逆に言えば、向けられた相手が想いを受け止めずに忘れ去ってしまえば、やっぱりその想いは消えてしまうんだとは思う。
それにしても、「閻魔」が宇宙の崩壊を防ぐための存在なら、「閻魔」を恐れる必要はないと思うのに、ベフォ組って全員「閻魔」の出現に恐れを感じてるみたい。
恐らくは、肉体の消滅よりも魂の破壊を恐れてるからなんだろうけど。
だからこそ、11歳で集団自殺とかできるわけだ。
でも、それっていわば宗教的価値観の問題だよな。
もし、肉体が消滅しても私の<魂>とかが残っていて、また生まれ変わることができるとしても、やっぱ肉体が消滅すれば『死』と思うけどな。
11歳過ぎたら前世の記憶もなくなるわけだし、生まれ変わったらそれは今の「私」とは別の人間だろって気がする。
説得虚しくキルヒナーの魂が破壊された(と思われた)後、ゲルタに「これ以上ゾーンに関わるな」と凄まじい迫力で警告するアギ。
ゲルタが開発した装置を「力ずくでも破壊する」とまで言う。
やはり、一見理性的のようで、実は相当情熱的な性格のよう。普段は使命感から感情を制御してるんだろうな。
そして、そんなアギとゲルタの会話を聞いていたトーマの険しい表情が印象的。
彼にしてみれば判らないことだらけのはずなのに、ワケ判んねぇよ!っていう表情じゃなく。
前世(?)の微かな記憶から、事態の深刻さを悟ったとも思えるけど、それより、ベフォ組が想像もつかない大変なことに関わっていて、その彼らがヘルガを探している、つまりヘルガを危険なことに巻き込もうとしてるんじゃないか、そのことに警戒感を抱いたんだろうな。その後、アギに釘刺してたし。
もうすっかり姫を守るナイトだね!
難点は、今のとこ姫の方にその気が全くなさそうなことだけど。
最後に、アギが無言電話で妹の元気な様子を確認してる様子が。
なーんかひっぱりますねぇ、アギの妹ネタ。
もしかして、この先登場するのでは?それもデュマの仲間となって!
――― スミマセン、好きなキャラはいぢめたくなる性分でね。
ふふふっ。<怖ッ
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