For RITZ

2005年2月28日 音楽
昨年、急逝された岡崎律子さんの最後のアルバム。
「フルーツバスケット」で初めて岡崎さんの曲を聴いて、その胸に沁み入るような優しい曲と心に残る歌詞にとても惹かれたので、急逝されたと聞いたときは本当に残念だった。

タイトルは勿論、ジャケットデザインに至るまで、制作スタッフの岡崎さんへの想いが込められてるのを感じる。
収録された曲は、PCゲーム「シンフォニック=レイン」用に書下ろされたものだそうだけど、2曲目の「I’m always close to you」の歌詞は、ご自身の病気を知った岡崎さんの最後のメッセージのように聞こえて、特に胸を打つ。と同時に、自分の想いを形に残せるアーティストって、その意味では幸せだなぁという気もする。
この曲だけでなく、岡崎さんの曲には、聴いている者に寄り添うような優しさが感じられて、少し弱音を吐いて休んでも良い、また歩き出せば良いんだ、というような温かい励ましが込められている気がする。

最後に「フルーツバスケット」のOP「For フルーツバスケット」を収録しているのは、岡崎さんとの約束だったそうだけど、やっぱりこの曲が一番好き。
特に「生まれ変わることはできないよ、だけど変わってはいけるから」という歌詞には、聴くたびに励まされる。

岡崎律子 CD キングレコード 2004/12/29 ¥3,000

空の向こうに
涙がほおを流れても
fay
I’m always close to you
秘密
いつでも微笑を
雨のmusique
メロディー
Hello!
リセエンヌ
For フルーツバスケット

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