『巌窟王』第二十幕「さよなら、ユージェニー」

ルノーとペアのガウンで目覚めのコーヒーを飲むアルベール。
ええい！フランツが死んでまだ2週間だってのに、もう浮気かい！
などと思った矢先に衝撃が。
――――父母と妹・・・？
アンドレアってダングラールの息子？
ユージェニーの兄？
妹を強姦未遂？つか、母親とヤッたんか？
をーーーい・・・。
何があったかは来週判りそうだけど。
そこまで歪む何かがあったんだろうけど。
いや、もう、面白いね！＜待て

そしてベッポがアルベールに告白〜。
何となく、ベッポは最後まで言わないんじゃないかって気がしてたんだけど。
えーと、確かベッポは男でしたよね？
今回、ユージェニーがニューヨークの音楽学校へ行って去るのは、ホモアニメに女は邪魔だから、と考えて良いんですね？
でも、ベッポももう出ないみたいで残念だー。
アルベールとユージェニーを見送った後、ハミングしながら、靴を脱いで素足で街中を歩いて去るベッポが、なんだか映画のワンシーンみたいで良かった。

ユージェニーを調印式（？）から攫うシーン、一瞬暗くなったところでカリ城を思い出した。＜「卒業」よりマシだろ
それにしても、そこで何故女装なのか、アルベール。
ハッキリ似合わないから。声の太いオネエにしか見えないから。
ベッポに「全然ダメね〜」とか言われたに違いない。
それにしても、誰がアンドレアの正体を調べて警察に通報したんだろ？

そして。
今回、最高の感動シーン！！
フランツ〜！！（号泣）＜未だ泣くか
フランツがユージェニーに託した手紙を読むアルベール。
――――アルベール。いいか？決して誰も恨むな。
うわ〜〜ん！！＜ジタバタ
あの結末を予期してこんな言葉を遺すフランツって、なんて懐の深い、思い遣りのある男なんだー！
――――想いは時として相手に届かず、愛が憎しみに姿を変えることもあるだろう。
でも、フランツの気持ちは届かなくても、憎しみに変わることはなかったよね・・・。いや、きっと彼の気持ちはアルベールに届いてたんだと思う。
――――永遠にアルベールの心と共に。
読み終えて泣くアルベール。
涙なくして観ることはできないシーンだった。
やっぱり、アルベールは貴方と幸せになるべきだったのよ！

そして、泣き止んだアルベールの決意の表情。
「もう一度、あの人に会わなければ」
そういや、伯爵も少し出てたような（記憶が・・・）＜をい；