空前絶後

2005年4月12日
今日本屋さんへ行ったら、何時の間にか栗本薫氏『グイン・サーガ』の100巻が出てるじゃあないですか。
ふえ〜、ついに100巻かぁ〜。
執筆開始から26年だそうな。
凄いですね、としか言いようがない。
何が凄いって100巻という数もさることながら、栗本氏の筆の速さ。26年で100巻、それだけでも年4冊、しかも外伝もかなり書いておられて、更に当然乍らグイン・サーガだけじゃなくて。
きっと人並みはずれて集中力とか精神力がある方なんじゃないかと思うんだけど。

それにしてもアレから26年・・・(遠い眼)。
リアルタイムで読みましたよ、第1巻。
5〜6巻あたりで早々に挫折しましたけどね!
だって100巻ですよ?1冊600円として6万円。
ムリ。<即決
なんでも金勘定で判断するあたり、流石は大阪人と誉めてやって下さい。

まぁそれは半分だけ冗談として、今から思えば本格ファンタジーなあの作品世界に、まだ色々な面でお子様だった私はちょっと引いたせいだと思う。例えば、あの頃『ベルセルク』は読めなかっただろう、というのと同じで。
それと確かレムスの運命に暗雲垂れ込めてて、あんま読みたくないというのもあったような。

そんなワケで、1巻から5〜6巻まで持ってたグインは、読みつづけると宣言した友人に譲った覚えが。滅多なことでは買った本を手放さない私には珍しく。果たして彼女は今も読みつづけてるかなぁ?
栗本薫氏の作品で今でも持ってる(多分、家のどこかにあるハズ;)のは、「時の石」というSF短編集だけ。
収録作品の中でも特に記憶に鮮明なのは「黴」。
微生物の侵略という、ぶっちゃけネタ的にはベタなんだけど、黴だらけになっていく赤ちゃんの描写が、あまりに恐ろしく忘れられなくて;;
怖かったよ;
黴だらけな赤ちゃん。<もうイイ

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