『BLOOD＋』#19

Episode 19「折れたココロ」

ロボットよりアンドロイドやサイボーグの方が弱いっていう認識には首を傾げたい私。なぜなら、私の萌え原点は島村ジョーだから。
「少し前は鉄の塊のロボットで、今はアンドロイドかサイボーグ」と言われて、「だんだん弱くなってる」と返すデヴィッドって、なんて生真面目というか。今の彼にとって翼手殲滅以外の全てが瑣末なことなんだろうな。恋愛する余裕があるとは思えない。

前回、テッドが言ってたのはディーヴァなんだろうか、やっぱり。
まさかディーヴァが女の子とは思ってなかった。
カイがその話を気にしてるのは小夜のことかも知れないと思ってるからかな。
「デブキャラはいっぱい食べなきゃ力がでないんだよ」
「そんなデブキャラいるか！小夜だって少しは遠慮するぞ」
―――― ちょっと待って、カイ。
それじゃ、まるで小夜がデブキャラみたいだぞ！（しかも、遠慮するのは『少し』なんだ）
デブキャラがいつもお腹をすかせてるのは事実だと思うけど。
いや、だから小夜がデブキャラって訳じゃ・・・。
そういや、翼手は人間の血を食餌にしてるのに、ホントに小夜は翼手なのかなぁ？

リーザを襲った翼手（アンシェル？）から、自分が翼手で、ディーヴァは血の繋がった妹だと知らされ、しかもハジもデヴィッドもそれを知っていると言われて、仲間と信じていた人々に裏切られていたと思った小夜の「折れたココロ」と折れたソード。
いよいよ小夜の過去が明らかになりそうな気配だけど、冒頭の三人はアンシェルとは敵対してるみたいだし、翼手サイドにも勢力争いがあるような。アンシェルは小夜を味方にして敵勢力を潰そうとしてるとか？

それにしても、アンシェルって超強いんだけど。
小夜もハジも全然勝てそうにないんだけど。人間の外観をコピーする他にも特殊能力持ってるみたいだし。
そういや胸を貫かれたハジ、あれくらいじゃ死なないんだろうな、シベリアで串刺しになっても生きてたし。
因みに、ハジの胸を貫いて血まみれになって手でアンシェルが小夜の首を抱いたのに、小夜が全く血で汚れなかったのだけは、観ててヘンだった。

衝撃を受け、メモを残して姿を消す小夜。
深刻な展開のハズなんだけど。
「うそつき」って書かれた小夜のメモを見たカイが、「どの嘘のことだろう；」とか焦ってたら面白い、とか思ってごめんなさい。
なんかカイって、いたぶりたくなるんだよな。