「鋼の錬金術師」第7話「合成獣の哭く夜」
期待通りの内容でした。次第に追い詰められ、ついに禁忌を犯してエドと対峙したときにはもはや正気を失ったタッカー氏、科白も高まる緊張を表した演出も、何より声優さんの演技が圧巻でしたね。
(このあたりの原作を知らないので、原作との違いに不満を感じることもなく)十分見ごたえがありました。

また、第4話「愛の練成」でこの世界での錬金術や錬金術師に対する評価として、村人のマジハール氏に対するプラスの評価が描かれていましたが、今回は闇の部分、錬金術(師)を利用しようとする者や憎悪する者が描かれたように感じました。
共通して根底にあるのは錬金術師の、というより不相応な力をもつ人の愚かしさや弱さというものでしょうか。

不満って訳ではないですが、最後か、ニーナがエドを止めたあたりで、タッカー氏に少しでも正気を取り戻して欲しい気がしましたね(そこまでするのは残酷かな・・・)。まさしく正気と狂気の狭間にいたのだろうから。

それにしても、12歳でこれはちょーっときつくないですかね・・・まぁ15歳なら納得できるというものでもないけれど。それと、アルがやけに冷静なのに驚いた(笑)。案外アルって(言葉は悪いですが)ずぶといタイプのような気がする。
あと、今更ですがやはりエドの方がより罪の意識が強いんだな。自分が言い出したということや、アルは見ていないモノを見たせいということもあるでしょうけど、兄だからというのも大きいんでしょうね。

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