発掘

2004年10月21日
録画をしておきながら観忘れてるアニメが、ある日突然発掘されることがある。
なんか得した気分と、今まで観忘れてたのが悔しい気分と。

今回の発掘物は攻殻機動隊。
あっれー?録ってるのは全部観たつもりだったのに。録ってたんだ「タチコマの家出/映画監督の夢」。
「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」も早く(レンタルで)観たいんだけど、何時観られるんだろな。テレビ放映してくれたら良いのに。
新しいタチコマ観たーい。
でも正直なとこ、私にこの作品が完全に理解できる日は永遠に来ないだろう・・・。SFって難しい・・・。

で、「映画監督の夢」での、映画監督に対する素子の科白が良かった。
良く考えたら、こっ恥ずかしい科白な気もするけど。
自分の脳と脊髄を切り離して、そこに自分が夢に描いた理想の映画を創った映画監督。その映画に魅了された観客は、ダイブしたまま現実に戻らず映画を観続ける。
けれど、どんな娯楽も一過性のもので、観客を魅了したまま現実に戻さない映画は害にしかならない、他人の夢(映画・娯楽)に自分を投影しているだけでは死んだも同然と断じる素子。

現実とは別だからこそ娯楽と割り切って楽しめるのだし、それで現実に向き合う活力も得られるものだ。私にとってのアニメや漫画もそうだしな(笑)。
私も自分をリアリストだとは思わないけど、現実逃避でもないと思ってはいる。
でもこれって一部のヲタクへの警鐘と聞こえなくもないな(笑)。

あと、最後のバトーとの会話が何か映画のパロディみたいで面白かった。
「今度二人で映画でも観に行かねぇか?」
「ありがとう。でも、本当に観たい映画は一人で観に行くことにしてるから」
「じゃ、それほど観たくない映画は?」
「観ないわ」
―――― そりゃそうだ(笑)。

以前、アニメや漫画で「カッコ良い大人の女」いねーかー!?と書いたけど、私のイメージする大人の女にはちょっと若過ぎるとはいえ、「カッコ良いお姉さん」なのは確かだな。
素子は完全義体だから、実年齢も本当の性別も知らないけど、少なくとも見た目は。

因みに、さっき初めて公式HP見たけど、「少佐」って階級じゃなくて、ただそう呼ばれてるだけなんだ。
でも、軍で少佐だったからそう呼ばれてるんだろうしなぁ?少佐ってことは結構軍歴長いはずだから、実はイイ歳だったり(笑)。
阿似姪斗でキッドのモノクル発売するそうで。
でも鑑賞用だそうな。鑑賞・・・。どうせなら鑑賞用のキッド売ってくれ(阿呆)。

今頃感想シリーズ。
「エリア88」
最初に新庄というキャラが出た段階で判っていたことですが、オリジナル色の強い内容でした。
ラストはちょっと甘過ぎ、な気もするものの(原作知ってるだけにねぇ)、アニメ12話としては新庄を軸に、というか新庄の視線からのエリア88とパイロット達の描写として、纏まったストーリーに仕上がったという印象です。あの長編の原作のままアニメ化するとは思ってませんでしたが、上手い纏め方だったと思います。

ただ、新庄を通した描写なだけに、肝心の主人公風間の心理描写が今一つだった気がしないでもありません(この創り方なら、いっそ新庄を主役に据えても良かったかもしれませんが、そうすると原作とかけ離れ過ぎますよね)。
そう言う意味でも、風間、神崎、涼子の過去と現在を描写した第6話「孤独の交差点」は、見ごたえがあったと思いました。
最後、神崎が結局いかにもな悪役で終わってしまったけど、まぁ12話だから仕方ないですかね。

あと、最終回で新庄の目的を知って部隊のメンバーが仲間だと思っていたのに、と言うシーンがありましたが、外人部隊に属する人間がそう簡単に仲間意識を持つとは思えないので、ちょっと不自然な気はしましたね。共に死線をくぐった訳でもないのに。

全体として、ドッグファイトシーンは見ごたえあったと思います。最初の数話は粗くてちょっとお粗末な感じがしたシーンもありましたけど。慣れたんだろうか?(苦笑)いや、質が上がったと思いたい。
確かに大画面では辛いかもしれませんが、TVサイズでは充分だと思います。
それよりキャラの作画の方が少し残念でした。

因みに、原作の新谷かおる氏と言えば「ふたり鷹」ですけど、あれもアニメ化されてたらしい。知らなかったな。
渋滞してるからって反対車線をぶっとばすお母ちゃんが大好きだった(笑)。危ないって!
今日は「十兵衛ちゃん2」
もうこれしかないでしょう。

「女のコだったんか、鮎之助〜〜〜〜!!」(腹の底から力入れて叫ぶ)

信じらんね。
鯉之助に抱き付くとき、衣装が変わったとは思ったけど、それでも未だ判らなかったよ。
でも自由に抱かれて鮎之助が元の姿に戻るシーンは感動的だった・・・。うぅっ。
そして、自由の変身熱を下げるために水をかぶって抱き付くシーン、「なんの」と言ってがんばる鮎之助が可愛い。←要するにどのシーンの鮎之助も可愛いのさ。

そして今回は彩パパがんばりましたね。
父親復権。世のお父さん方へのエールじゃないかとさえ思った(笑)。
自分のすべきことを見失って立ちすくんでいる自由は、今自分の将来に希望をもてず、何をすれば良いのか判らない多くの若者の象徴ではないか・・・なーんちゃって、どこぞの怪しい評論家かい。
今回は自由を突き放し、自分で考えさせ、その結果を最後まで見届けた彩パパばんざい。
やはり父親は甘やかすだけではいかん。。
しかもフリーシャの父親役までやってのけるなんて、エライ!
そう言えば、四郎もちょっと見せ場があって良かったね!ホントに1と同一人物なんかい、と何度ツッコんだことか(笑)。

それにしても、最後まで分からなかったけど、そもそもなんで自由にあんな力があるんだろう?
フリーシャは娘だからだろうけど。自由は子孫って訳でもないんでしょう?
以前も少し書いたけど、何故自由がこんな役割を押し付けられなきゃならないのだろう。ぶっちゃけ、迷惑な話だと思うんだけど。まさかホントに巨乳だからってだけじゃ・・・(爆)。

300年の怨念から解放された皆さん、全員が成仏するわけじゃないんですね。怨念からは解放されても、未だ遣り残したことがある、と思ってる人は残るんでしょうか。
最初、置いていかれたホワイトタイガーさんが可哀想な気がしたけど、彼も喜多のことを心配してるから自然と残ったのかも。
そして、やっぱり鮎之助。
父親と一緒の方が良かったんじゃないのかーとも思うけど、実際、未だなんにも自分自身のしたいことはしてないんでしょうね。
それに、1では、自由と鯉之助が絡むシーンは多かったように思うけど、2で鮎之助とはあんまり絡んでないような気がして、自由も鮎之助も心残りがあったのかも(もしやそれはスタッフの心残りやもしれないけど・笑)。

何はともあれ、楽しめたアニメでした。何よりスタッフが一番楽しんでそうなのが画面から伝わってくる感じが良かったです。
アニメーションとしての見所も満載で、バトルシーンのスピード感溢れる動きは素晴らしく、作画レベルも高かったと思います。
スタッフさん、もし心残りがあるなら3も創って下さい、鮎之助の出番をもっと増やして(笑)。
懸案のガングレイヴ感想。
ぶっちゃけ、結末には釈然としません。
が、全体として過去編は大変見ごたえのある人間ドラマでした。特に、ブランドンが死ぬあたりやその直後のハリーの描写などは秀逸だったと思います。最終回間際のハリーの回想シーンも、映画ばりの演出で引き込まれました。
グレイヴとして復活してからは、ゲームを意識したバトル中心の描写に変わり、アニメーションとしての面白さはあったものの、過去編とのギャップに不自然さを感じましたが。

ラストですが、結局、ブランドンにハリーは撃てない、ということなら、ああいうラストにしかなりようはないでしょうが、それなら彼がグレイヴとして復活したのは何のためだったんでしょう。
ハリーがブランドンを殺した時、ブランドンが撃たなかったのは、ハリーが「ミレニオンになれると思った」からだと言う。
ハリーに殺されるまで彼を信じていたが、それでもハリーがファミリーを裏切るのなら彼を止めるつもりだったはずです。
尤も、そういう手段を遺していたこと自体、100%ハリーを信じていたわけではなかったというか、守るべきものを自分の手でハリーから守るつもりだったのだと思うんですが。
でも、結局ミレニオンよりもハリーを選んだ。ブランドンにとって守るべきもの=ミレニオンよりも、ハリーの方が大切だったということですか。

もしハリーが失脚せず、なおもミカの命を狙っていたら結果は変わってたんでしょうか。
ミカを守るために闘ったのは間違いないとしても、ハリーを殺すという選択をしたのかは怪しい気がします。
キツイ表現ですが、どうもブランドンは最後に楽な道を選んだように見えてしまいます。

そもそもハリーが失脚したのはグレイヴがミレニオンを追い詰めたせいですから、結果としてハリーを止めるという目的を達成したとも言えます。
でも、それは結果論でしかありません。
ハリーを止める必要はなくなったため、最後に友のために残りの命を使ったと理解することもできます。でも、ミカの無事が保証されたことをブランドンが知っていたのか疑わしい。

そんな訳で、どうもラストには釈然としませんが、それでも冒頭に書いた通り、これまでにない、見ごたえのあるドラマだったと評価できると思います。
今後もこんなアニメが続いてくれると良いですね。

平和を創る人

2004年5月18日
いきなり予備校をサボり、溜まった洗濯物をして電気代ガンガン使って乾燥機を使いました。暫く天気悪いそうだし。
でもって、昨日借りてきたビデオでコナン三昧。
しかも、通販のGB本が届いたので、ほくほくGB三昧。
良いんだい、たまには。・・・・たまに、ならね;;

それにしてもネットでのコナン小説は多いなー。ちょっと探しただけで眩暈がしそうな程あります。本格的に嵌まったらヤバそうだな。それにしても、こんなメジャーやジャンル初めてだよ(笑)。
基本的にCPに拘りのない私は、どんなCPでも、CPなしでも、ドンと来いです。勿論、自分のイメージに合ったキャラ観で書いて貰ってるとより嬉しい。
そもそもコナンに嵌まったのは、GBで好きな作家さんがコナンも書いておられて、それがとても良かったから。
やっぱ好みが似てるせいかなーとか。
因みに、トライガンで見付けた白い怪盗好きのサイト様があって、日記で蛮に嵌まったと書いてあったときは、大喜びしました。勝手に同好の士と呼ばせて頂きます(笑)。
でも、あたしは牧師より天使。←クドイ

◇◆◇◆◇◆
ピスメの最終回までの数回を観ました。今更ですが少し。
最初の数回観損ねましたが、全体的な感想としては

「結局、吉三郎って何者だったん?」←ソレが感想かい!!

いや、だってさ、気になるんだけど。
青蛾中将の話って一体なんだったんだか。
と、まぁそれは兎も角。
やっぱり烝がカッコ良い〜♪
特に最終回の烝〜♪
なんだよー、急にオトナじゃないかー。いや、あの「逃げんな。」からだけど。立派になってあゆ姉も喜んでるよ(ほろり)。
でも辰兄とのやり取りのオチはまるで悪戯っ子(笑)。
辰兄はね、やっぱたった一人の弟だから、心配性もムリないよね。とは言え、いくら身内でも他人の道を決めちゃいけません。

で、ピースメーカー。
平和を創る人。
・・・ってそのままじゃん!い、いや、それは判るけどさ;;
「市村鉄之助」を主人公にして、この題名で、どういう話なのか最終回で判らなくなりました・・・。原作読むしかないですね。

結局、鈴の扱いも含めて、話を終わらせないで(悪く言えば)途中で放り投げた感がありますが、私はアニメのラストとしては良かったと思います。
確かに、アニメのピスメとして話を完結させるべきだという考え方もあるでしょうが、連載中の原作に、ムリにオリジナルなラストをつけても説得力を持たせられるとは思えません(これでも結構オリジナル入ってたような気もするし)。
鉄が、(未だこの先幾山もありそうだけど)取り敢えず一山越えて、新撰組の隊服を着たところで区切りをつけて終わらせる、ということで、良いんじゃないでしょうか。
まぁ冒頭のシーンとか未消化なのは仕方ないとして。

それにしても、沖田を助け起こして吉田と対峙した鉄はカッコ良かったな。
ただ、沙夜に「刀は抜いても殺さない」って言ったのはどーだろ。それはムリでしょ鉄クン、と思ってしまった。

作画レベルは全体的に非常に高くて素晴らしかったです。色彩設計も特徴的で良かったです。
あと、CGの使い方がとても上手い、というか好みでした。
特に池田屋での部屋内の見せ方なんか印象的でしたね。
でも、討ち入り時のあんまりアクロバティックな殺陣シーンはちょっと。
アニメだから動きは大袈裟で良いんでしょうけど、度を越すと滑稽になってしまうのは少し残念。

最後に。
池田屋に着いた土方に近藤が沖田の居場所を教えたシーンと、その続きですが、あのぉ、原作にもあるんでしょうか?
すんません、オフィシャルであからさまにされるのは好きじゃないんです・・・って、あたしの脳が腐れてるせいなの?
さんでーに白い怪盗が出てると聞いて立読み。
奪還屋に嵌まる前はずっとさんでー読んでたんだけど、まがじーん読み始めてから読まなくなってた。長時間立読みするのもアレなんで。

なんかもう、すっかりコナンでもいいひと。になってますね、キッド。
どこの世界に、盗みもしないで、人助けばっかしてる「怪盗」が居るんだ(笑)。
原作では今回哀ちゃんと初顔合わせ、かな?
わたし的に快斗はCPにならないんだけど、コンビとして快斗&哀って好きなんだよなー。哀ちゃん好きだし♪
快斗が負けそうではあるけど(今回もそうだな)。
あと、最後のコナンとの会話が意味深でしたね。次あたりキッドの正体バレるのかな?(映画では素顔バレたようなもんじゃないのか・笑)。

今回みたいなキッドが出る話を、まじ快でキッドサイドから読みたいな。
以前、高千穂遙氏が「ダーティ・ペア」と「クラッシャージョウ・外伝」で、一つの事件を両サイドから書かれたのが結構面白かったし。
何がなんでも快斗が見たいらしい(笑)。

◆◇◆◇◆◇
溜まりまくったハガレンアニメを観た。全部観た。疲れた。終わり。

いえ、あんまり一気に観たので、感想が浮かびません。
ヒューズの最期もすっとばしてしまった・・・。
でも一番不満というか納得できなかったのはラッシュバレーでのウィンリィ。
ストーリー展開はスムーズだけど、キャラの性格をあそこまで変えるのはどうだろ?
例えば、兄弟が身体を取り戻すことが、更に禁忌に近付くことを知ってるなら、それを止めようとするのは判るけど。
あるいは、兄弟がずっとリゼンブールに戻らないことを寂しがってるとか?アニメのウィンリィは女の子女の子してるから。
でもストーリー展開上は、そうは見えなかったしなぁ。
エドが何故機械鎧の手足にしたのか、国家錬金術師の資格をとったのか、知ってるはずのウィンリィが、銀時計の内側を知ってるウィンリィが、ああいうこと言うかなぁ。
せめて言った後、謝って欲しかった気がする。

そして師匠。
うーーーーーーん。
私がハガレン(原作)で一番好きなところは、女性キャラの描かれ方なんですね、実は。特に師匠とかホークアイ中尉とか。男前のウィンリィも好きだけど。
それだけにねぇ。
うーーーーーーん。←よほどコメントし辛いらしい。
パス。←をい!

あとは。
大総統閣下!
判りません、このお方。
判りませんが、以前は大総統の立場上の行動かと思ってたけど、そうじゃないかも。彼個人の何かが目的かも。
大体、彼一人で動き過ぎ。ふつー大総統とかいう立場の人間、もっと手駒がありそうなもんだけど。

コルドバ90℃回頭

2004年5月11日
久し振りに本屋さん巡りをしたら、相変わらずハガレン・コーナーが盛況。小説の3巻も出たようですが、どうなんでしょうね。
私としては小説スパイラルの4巻も気になるけど。歩が出てるなら買おうかなー。実は歩を気に入ってます(←そうだったんか!)。いや、ひよのが一番だけどね(笑)。男前のお嬢様、くるみも素敵だ。やっぱこういうキャラ好きだな。
ところで、清隆って何となくサリンジャーのシーモア・グラスを彷彿とさせるのだけど。見え過ぎるって不幸かなぁとか。

ここ数ヵ月で録り溜めたアニメでは、真っ先にガングレイヴを観たいんですが未だ観れてません。録ったテープが判らなくなった;;←整理整頓苦手。
あの痴話喧嘩がどう決着付いたのか一番気になるんだけど。・・・え、痴話喧嘩と違う・・・?

それは兎も角、観たのは昨年のコナン映画、迷宮の十字路。
コナンの映画って大抵一定レベルを保ってるように思う。感心するのは、連載中の原作物なのに、原作の設定を盛り込みながらのオリジナル・ストーリーがTV版も含めて結構多いこと。原作の青山氏がいつも企画に深く関わっておられるのかなぁ。

で、迷宮の十字路ですが。
コナンで時々ある観光旅行シリーズ(笑)、京都編。
メインキャラ総出で全体としては面白かったです。総出過ぎの感もあったけど(笑)。コナンと平次のコンビ話、だけど推理はコナン中心で、今回、平次はアクション担当って感じですね。

ただ、ちょーっと引っ掛かったのは見所の一つであろう、平次が弓で狙われた後、犯人を追い掛けるシーン。えーっと、最近の作画技術ってあのレベルなんですか?←爆 弾 発 言
大画面でアレはどうなのかなぁ。劇場版で、しかも見せ場の作画ってやっぱり期待してしまうのですが。
思わず、かつての『コルドバ90℃回頭』の感動を懐かしく思い出してしまった(←古過ぎ、しかもマニアック過ぎ)。
因みに劇場版「クラッシャージョウ」です。また観たくなってきた。本気でこんなモン動かす気ィか!と言いたくなったコルドバ。動きがぎこちないという評も聞こえましたが、動くだけで凄いっての!作画陣バンザイ!(平伏し)
最近は技術が格段に上がってるはずだから、あの頃よりもっと凄い作画を観せて貰いたいな。
今年の映画の作画は期待したいですね、キッドが主役だし!←待て。

あと、工藤新一さん、一体何しに来たんですか?っていうストーリー展開にもやや不満。そうか、私って実は新一好きらしい(笑)。
蘭に会うためだけに出てくるんじゃ不満なの!
でもいつも思うけど、蘭も和葉も出来た娘だよー。もう、あんまり出来過ぎで嫌味だぞ!ってくらい(爆)。
何時のまにか、あちらでもこちらでも百質答えてらっしゃる。相変わらず激しく出遅れ。いつか書くかなと思いつつ、でも誰が読むんだよと思いつつ、人様のを読んでる私。いつか、書く、かも・・・?それにしても「日記作者」なんて言うんだ。へぇ〜。

「鋼の錬金術師」第22話「造られた人間」

冒頭のお茶目な大佐とその部下の方々、ひよこ柄パジャマのヒューズを抑えて、今回の注目は大総統閣下。
閣下ったらなぁに、花柄パジャマでその悪役丸出しの科白。「グラン准将が軍のためにしていることと見逃してきた」ですってよ?グラン准将はあれほど大物じゃない、って紅蓮の錬金術師も言ってますよ。要するに大総統肝いりってことね。でもヒューズ君、まさか今頃気付いたんじゃ・・・?

そうは言っても、私は大総統閣下がステロタイプの「悪いヒト」とか思ってはいません。立場上、エドなんかには「汚ねぇ」と言われるようなこともやらざるを得ないかも知れませんが、ホントに汚ねぇのは、誰かを傷付けたり犠牲にしたりしたことを、自分で責任とろうとしないことでしょう。閣下がどう決着つけるのか、注目したいところ。

ところで、エンヴィーの科白聞くと、エドの父親が創ったっぽい?スカーのお兄さんは?
エンヴィーの声は結構好きです。今週は科白も多かったし、感情表現も豊かで、動きも良く、楽しめました。
ラストさん、「人間になりたい」そうです。自分からエドにカミングアウトするのもちょっと変な気がするけど。ところで、どこが人間と違うの?そりゃ、人間は、人間を丸呑みにすることも、姿形を自在に変化させることも、指をみょーーーんと伸ばして凶器にすることもできないけどさ。でもちゃんと人格を持ってるし、感情もあるみたいだし。人間を愚かと言ってる割には、人間に憧れるのは何故でしょうね。
それにしても、ラストの言葉を聞いて、あんた指三本だった!?と思ったなんてネタ、判る人は何人位だろう(笑)。
ところで、最後の方で例の大総統の秘書が出てたけど、あの人もホムンクルスだったりして。

そう言えば、この間、ハガレンの原画展で等身大アルフォンスを見た。
デカイ。アニメでの印象より相当デカイ。アレじゃ、傍のエドがチビ、チビ言われて当然だわ。
近くで携帯のカメラ撮ってるお嬢サンがいなけりゃ、私も撮りたかった(笑)。流石にこのナリじゃなぁ。

原画展での展示作品はカラーイラストが殆どでした。原稿が見たかったんだけど、少ししかなかったのがちょっと残念。
以前、「tactics」の原画展をたまたま見たんですが、漫画なんて描いたことのない私ですけど、原稿に漫画家さん初め関係者の色々な思いが詰まってるようで、見ていてなんだか楽しかったな。

カラーイラストはコミックスの表紙とか有名なのも多かったですが、印象に残ったのは、大佐とその部下達がテラスのようなところで集ってくつろいでる小さな画。ブラックハヤテ号といるホークアイ中尉の上衣を脱いでる姿がちょっと新鮮。
表紙に使うようなキメ画もカッコイイんですが、こういう日常の何気ないシーンを切り取ったような画も結構好き。
色々な意味で原画って迫力あるなぁ。

「逃げんな。」

2004年3月4日
「PEACE MAKER 鐵」第21話「陣」

烝カッコイイ〜♪
私、烝に決めました(はい?)。いえ、ちょっと土方も良いなぁとか思ってましたけど。
山崎烝です。女装も似合う。美人。そんで男前。うふ♪

ところで、世間的には今回の鉄に対する土方の態度はどうなんでしょうね。私はこれが土方の優しさだと思ったけど、見方によっては残酷ととられるかも知れない。
新撰組にとっては一大事の今、押入れに篭って出てこない小姓なんて役立たずでしかないワケで、荷物と一緒に放り出せば良いだけ。それを、逆に隊服と差し料を与えて「新撰組らしく」死ねだなんて、非常に優しいと思うんですが。いっそ甘いと言えるくらい。それまでの土方の葛藤を考えると、彼自身が自分を追い込んだ選択のようにも思えます。沖田あたりはそんな土方の葛藤に気付いてそうですけど。
辰兄の望むように、辛い記憶に蓋をして平和に過ごす道もあるでしょうが、新撰組に入った時点でその選択肢はなくなってるんですから、新撰組に受け入れられることが鉄にとっては最善の道なんだと思えます。
土方のやってることは、吉田が鈴に「義」の名目で友人を殺せと言ってることと大差ないかも知れませんけど。

◇◆◇◆◇◆

今週の奪還屋。
無限城での鬼ごっこ。つかバトルロイヤル。
ギャグはねぇ、立読みじゃツライのよね。
だって読みながら笑い堪えるのが大変。それに立読みじゃ細かいギャグシーンの全部を掴み切れないの。
デフォルメキャラ可愛い。特にマドカの名前を出されてうろたえる士度がカワイイ。その前の招き猫ぶっ潰しシーンも良かったけど。

今週は屍っちも随分出張ってて良かったな。生死を問わず、で眼がマジですよ。早速メス出してますよ。楽しませてください・ね(はぁと)とか言いながら、もう楽しそうですよ。
それにしても蛮がアダナ付けるのはいつものことで、裁縫コンビと手かざしマッサージとデバガメ・ホストは良いんだけど。屍っちを「(殺ししか興味がない)変態」っていうのはどうでしょう?変態?ちょっと普通過ぎない?変態とかいうレベル?ホラ、笑師も鏡も喜んでるけど、屍っちは不満そうよ?もっと相応しいアダナをつけてあげて頂戴。

因みに、無限城で1週間見付からなかった(=忘れられてた)記録をもつ銀次。笑師が知ってるってことはVOLTS出来て雷帝になってから?1週間忘れられてた雷帝?やだ、あたしの雷帝イメージが。雷帝はクールびゅーてぃじゃなきゃ。

と言っても。
ギャグ話がただのギャグで済まないところがGet Backersの面白さ・・・だと思う(弱気)。勿論、純粋にギャグとしても楽しめますが、深読みが好きな向きにはいくらでも深読みさせてくれるところが好き。軽くかわされることも多いけど(笑)。
「ガングレイヴ」第22話「REMORSE」

この作品、作画の出来にいささか波があるように思いますが、今回はミカ(だけ?)が可愛かった。確かまだ12歳くらいのはずですけど。
リーが自分を睨み付けるミカの瞳に見出したのは、やっぱりビッグダディの面影でしょうか。

ボブとのバトルが意表を突いただけに、バラッドバード・リーとのバトルは少々期待はずれ。もうちょっと楽しませてくれるかと思ったのにー。トキオカの執念の前にあっけなく敗れてしまいました。地下鉄でのバトルっていうシチュエーションはハリウッド映画っぽくて楽しめたけど。

それにしても、リーというキャラはどうも掴み所がなかったというか。回想編では冷静さやしたたかさ、頭の良さを感じたんだけど、スペリオルになってからというもの、すっかりイっちゃってましたね。
ハリーが高みから見下ろす景色を共に見たかったのか、ハリーが昇っていく様子を見たかったのか、いずれにしても、他人の夢に自分の夢を重ねてしまったように思えます。なんだか「るろうに剣心」の佐渡島方治を思い出すなぁ。
方治と違ってリーは自分が先に挫折しますが、その他人が挫折してもやはり挫折するわけで、自分の力が及ばずに夢を諦めるならともかく、他人の挫折に巻き込まれるのは諦め切れないような気がする。

結局、トキオカもお亡くなりになりましたが、死ぬ間際に、今まで暴力に屈し、誘惑に負け、研究に明け暮れて生きてきた自分を振り返るシーンは良かったです。こういう、脇役の生きざまもしっかり描いてくれるのは、作品としての厚みが感じられて好きですね。
久し振りに講●社の携帯サイトに行ったらたれ銀が居た。
か〜わ〜い〜い〜♪
やだぁ、何でこんなに可愛いんだ、コイツは!ピンクのほっぺをむにゅ〜〜って引っ張りたーい♪
たれ銀クッションが兄メイトグッズであるけど可愛くないもん。本物のたれ銀をだっきしたいよぉ〜〜。なんか銀次って抱き心地良さそうだよなぁ。雷帝をだっきしたら感電しそうでヤだけど。

「鋼の錬金術師」第21話「紅い輝き」

何やら盛り沢山な回でしたね。キャラも謎も増えて、敵味方入り乱れ、益々混乱していく気配です。
今更ながら、アニメ化するの早かったよなぁ、とか。原作が終わってからでもゆっくりやって欲しかったな。どうも原作とは全く別の結末になりそうだし、謎にも別の設定をしそうな気がするし。
いっそ原作終わってから続編創るつもりで、話途中で終わってくれないかしら。嫌がる人多いのかもしれないけど。

冒頭のバリー。いやに要領良いよな。悪運強いというか、長生きしそうというか。相手に付け入るところを見付けるや、精神的に揺さぶりかけてまんまと逃げ出すあたり、いっそアッパレ。

おすわりキメラが可愛い。聞き分け良いんだな。
そして、今回の注目キャラはタッカーです。
ラストでエドの言葉に酷薄な笑みを浮かべるタッカー。なんだか見ていてイタイですな。恐らく彼はエドに強いコンプレックスをもってるんでしょうね。大きな犠牲を払い、苦労を重ねてようやく手に入れた国家錬金術師の地位を、たった1回の受験で、しかもわずか12歳で手に入れた「天才」に、心中穏やかでいられるはずもないかも知れません。これまで自分が費やした全てが無駄に思えたのかも。ニーナのことも、彼の目からみれば、エドの存在に追い詰められた結果とも言えるし。
エドとどう決着つけるのか、楽しみなような、不安なような。

ラストはスカーの兄が創ったんでしょうか?お兄さん、死んでなさそうな気がするけど。もしやラスボス?それとも誰かがラストを利用してるとかかなぁ?

ところで。
実は、今回一番衝撃的だったのはエンディングテロップに「水島裕」の名前を見たことですわよ!
水島裕さん!?あの「マルガリータ」の水島裕さんですかっ!?(←判るヒト居るのか?)なんか声違うんですけど、なにせ久し振りだし。「ふしぎ遊戯第二部」OVAで久し振りに井上和彦さんの声を聞いて驚いて以来だ!あのOVAの「ふしぎ悪戯」のアンソニー・ネタも笑ったぞ!
スミマセン、年寄り向けの話題で(笑)。

アニメ三昧な日

2004年2月28日
とうとうキレました。ええい、たまには遊ぶんじゃ、こらぁ〜!と溜めに溜めた録画ビデオを一気観。もう1ヵ月分くらい溜めてたよ。ガングレイヴとピスメとハガレン以外でもまだこんなにアニメを観てる私。止めよう、もういい加減。

イマサラ駄文書き散らしってのもなー、と思いつつ。
是非これは書きたい〜!というのだけを。

まずは「エリア88」。
今更ですがオープニングがかなり好き。フーガの音楽に合わせてテンポ良く絵が変わるのが良い感じ。
「勝ち気なルージュ」でサキ司令の叔父の娘キトリが登場。原作をもう忘れたけど、アニメオリジナルですよね。シンを意識するのはお約束として、結構キャラ立ってます。わたし的にはミッキーをもっと出して欲しいんですけど。声も関智さんだしぃ〜。

元々、このアニメは空中戦のシーンに期待大だったんだけど、最初数回今一つ、、(デジタル処理が粗い感じ?)って気がしてたんですが、キトリ登場の空中戦シーンのあたりから良いよ!うん!!因みに、戦闘機のことは全く無知なんですが、ハリアーってホントにあんな風に飛べるんですかね。面白かった。
戦闘機とキャラとでは作画スタッフが違うように思いますが、キャラの方もがんばって欲しいなぁ。時々良いんですけど。

あと、「孤独の交差点」でのシンと神崎のニアミスシーンも良かった。戦闘機の残骸が地中海に浮かんでるシーンとかも(←細かい)。
昔、原作読んだときは、まるで神崎に感情移入できませんでしたが、流石にトシくって人間丸くなりました(爆)。なんというか、ガングレイヴのハリーとだぶるかも。まぁハリーの方が可愛いけど♪(え゛?)できれば神崎の心理描写にも力入れて欲しい。

そして「十兵衛ちゃん2」。
うををををを〜〜〜!!
第7話「斬られて落ちて消えていた」での、鮎之助をかっさらったフリーシャを御影さんが、更に自由が追い掛けてもろとも落ちて行くシーン!すっげーーーー!
こういうシーン観ると、アニメって面白れーー!と心から思いマス。大好きだー!(←判ったから落ち付け)

そして第8話。あ〜ゆ〜の〜す〜けぇ〜〜〜!!(再び号泣)
嗚呼、鮎之助のあの絶望した眼。300年持ち続けた生きる意味をいきなり失って。え?鮎之助の顔や腕に皺入ってるよ。コレ作画ミス?・・・ってまさか、ちょっと待てーーーー!!!

確か「十兵衛ちゃん〜ラブリー眼帯の秘密」は観たハズなんですが、ほっとんど憶えてません。自由の剣ってそんな重い意味があったんですね。300年の怨念をたち切るという。でも、それがなんで自由にしかできないのか。そもそも柳生但馬守とかがその怨念のきっかけを作ったようなもんだと思うんですが。フリーシャは別としても。
そんなもん、なんで自由がツケ回されなきゃならないんだよぉ、というのは判るけど。それでも。

あ〜ゆ〜の〜す〜けぇ〜〜〜!!
峰倉かずや氏「蜂の巣」と、ピスメと奪還屋についての感想というより戯言。
ネタバレあるかないか良く判りませんが、お嫌な方はご注意。

アクセス元表示で「蜂の巣」での検索があって、そういや「WARD」冬号を立読みしたんだったと思い出した。
えーっと、短かったですが、予定通りだったのか気になります。
ところで、主人公達の名前をまだ憶えてないんだけど。
若い方が山崎だったけ?ゴソゴソ・・・をを、Gファン増刊まだ置いてたぞ。じーさん(?)の方が陣内だそうです。
以前、峰倉さんのHPでフルネームを見た気がするけど忘れたな。
そうそう、子供って判ってないようで、ちゃーんと判ってるんだよ。馬鹿にしちゃいけない。
因みに、某「等価交換」を思い出した。

◆◇◆◇◆◇
「PEACE MAKER 鐵」第20話「刃」

すっかり仲良くなったなぁ、鉄と烝。
それにしてもあゆ姉の姿と烝の声で、全然違和感ないのはなんでだ?女装ってレベルじゃないぞ。美人だぁ〜(あゆ姉だから当然と言えば当然ですけど)。鉄に「あゆ姉も喜んでる」と言われて微笑む表情なんてもう・・・。

センセイ、いつお戻りですか。てか、土方の言う通りなら、鈴も利用されてるだけなのかなぁ。それは嫌。事情があるなら説明が欲しいんですけど。でなきゃ感情移入できません。しろってのがムリです。
それにしても、鉄の両親だけでなく鉄まで殺そうとするのは何故でしょう。鈴に「汚れた血」とか言ってたから、鉄の父親の血を受継いでる者を全て殺すつもりかもしれませんが、それにしてもあの執念は只事じゃないです。仮にも武士が、15歳の丸腰の少年を殺す態度じゃありません。何か強迫観念のようなものでもあるんでしょうか。以前、辰兄に父親の面影を見て衝撃を受けてたようだけど。でも罪悪感を拭うために殺す、ってタイプにも見えないし。
てか、辰兄、今来たら危ないんじゃないの??

◇◆◇◆◇◆
今週の奪還屋。

絆編はまだ続く・・・。
昔やったなぁ、あの『ぷちぷち』潰すの。何か急にやりたくなってきたけど、最近見ないなぁ、『ぷちぷち』(←判りませんって)。ギネスなんかあるのか?『ぷちぷち』を幾つ潰したかとか?1週間やったら幾つ潰せるかなぁ。
なんでMAKUBEXがヒッキー?って思ったら。MAKUBEXは無限城から出られないのに、引きこもりだなんて可哀想じゃないかーと思ったけど、彼を引きこもりと呼ぶのは綾峰さん本人だから。

そして今週も爽やかに銀次を無視です、卑弥呼。コマの隅からタレ銀が呼び掛けてるのに。
考えてみれば、銀次と卑弥呼がマトモに会話したのは、最初出会った時だけじゃないか?ここまで来るとワザと?ワザとなの?青樹さん。ここまでやられると反って闘志が湧くわ!
ところで、今週銀次出てたのか?タレ銀しか記憶に残ってないんだけど。

誰がために、ってそりゃ笑師のためでしょう?
邪眼とバーチャル、どっちだろ?両方か?
「鋼の錬金術師」第20話「守護者の魂」

巷での今回の「名科白」は別でしょうが、わたし的にはこのアルの声が今回一番のお気に入り。かーわいい♪
バリーね。すっかり忘れてたよ。はっきり逆恨みしてます。
武器はやっぱり肉切り包丁なんだね。それにしてもキャラ変わったぞ、バリー。

そして、
「兄さんは本当に僕のことを愛してくれてるよ。」
言えません。並みの14歳の少年に言えませんよ、この科白。
二人で壮絶な経験をしてきたがために絶対の信頼を寄せているのか、それともアル自身もどこか不安を抱えていたために自分に言い聞かせようとしていたのか。
それよりも、私はなんでバリーが急にこんなことを言い出したのか、っていう方に興味がありますね。彼自身が自分の存在に不安を持っているからでしょうか。

それにしてもスライサー兄。
とても殺人鬼って性格に見えません。
どっちかって言うと武士です。エドの頭脳プレー(だろ?)に「卑怯」とか言っちゃってますが、殺人鬼に卑怯なんて言われたくないわな、エドも。

ところで今日、珍しく「ガンガン」が立読み可能状態・・・だったは良いけど、重てぇ!立読みには不向きです、「ガンガン」。
で、ハガレン。

原作はところどころしか読んでないから良く判らなかったけど。
他にも国が色々あったんだね。錬金術を使う人達が他にも居るんだ。ちょっと私がイメージしてた世界観とは違ったなー。
大総統閣下の目論みはどこに?
エド達はまだヒューズのこと知らないんだね・・・。

やっぱり私は原作のウィンリィの方が好きだな。なんだか男前で度量が広い感じがする。
アニメでエドのキャラをいじったのは話を膨らませるために必要だったんだろうとは思うけど、ウィンリィは原作のままでも良いじゃないかぁ!まぁ、女の子女の子してるウィンリィも可愛いけど。

追悼週間

2004年2月20日
「PEACE MAKER鐵」第19話「空」

作画監督が誰なのか良く判るなぁ。いえ、キレイだと思いますけども、私は林さんのキャラデが好きなんだー。
あゆ姉、追悼週間。←遅ッ!
浪士たちはあゆ姉から何を聞き出そうとしたのか判りませんが、個人的には鈴クンがご主人様に怒られないか気になります・・・。お目付け役を仰せつかってたのではなかったっけ?あの、まるで越後屋〜みたいな枡屋とかの。←はぁ?
烝が鉄クンと仲良くなって良かったよ。あゆ姉も一安心してるでしょう・・・これ以上感想書けないなー。

今週の奪還屋。
あもやん、追悼週間。
可愛いッ!チビ亜紋。なんて可愛いんだ。幸せそうに笑ってたって・・・(涙)。
ついでにチビ士度もかーいいぞ!笑ってくれたらもっと可愛いだろうに。
対象的に笑師の顔〜(泣)。しかも銀次にまで気を遣って・・・。何やら、絆編では笑師がぐっと男を上げたなぁ。亜紋との命の器の話のシーンで、初めて笑師がカッコイイと思った。それまではギャグ担当だったのに。
そして。
最後までヘタレだった主人公、天野銀次、18歳。
ありがとうよ。“本当の強さ”とか散々期待させたあげくに、やっぱりヘタレで終わってくれて。
誰だ!こんなヘタレを無限城のディアブロとか呼んだヤツは!

男は黙って

2004年2月19日
「ガングレイヴ」第20話「BROTHER」

文治が普通に舎弟していたのがちょっと期待外れでした。
ブランドンが死んだときに、楽しい反応してくれてたんだけどな。
面白かったのは、文治が袖の中から拳銃出したシーン(最初、握手するつもりかと思ったよ←をい;)。凝ってる、凝ってる。スタッフが楽しんでると観てる方も楽しいですね♪

ブランドンの頃から寡黙ですが、ホントに喋らないです、グレイヴ。まぁ未だ記憶が曖昧で覚醒できていないからなんでしょうけど。
話さないブランドンに、判っていると言うマリア。話さないと判らないと思うけどなぁ。
ブランドンはマリアに具体的な欲求を持たなかったようで、正に崇拝の対象と言うか、理解されなくても良かったのかも知れませんが。
誰でも、自分から理解されようと努力しないと、なかなか理解して貰えないと思う。でも、話さなくても理解されたいという甘えを、大切な相手にこそもってしまうのも事実ですけど。

ブランドンが復活した経緯に思い至ったハリー。13年間オレを恨んでいたのか、と不敵に笑うその声が、なんだか嬉しそうに聞こえるのは私の脳が腐ってるせい?歪んだ執着が期待を煽るなぁ。

次回はベア・ウォーケン。ふぅむ。ボブやリーとは違って、中々に辛いものがありますね。
リーと言えば、最初からあんなイっちゃたキャラだったけ?それともスペリオールになって精神に影響が出てきたとか?
「鋼の錬金術師」第19話「真実の奥の奥」

可愛い過ぎる!アル。で、小さくなろうとしてるんですか?←いじけてるんだって。
後半はコミカルなシーンやアクションシーン等、素直に楽しめたんですが、前半には色々思ふところあり。

エドが鋼の手足を動かす時やアルが動く時、機械鎧を動かす効果音が前から付いてたハズなんですが、今回の冒頭ではそれがいつもより耳に響いたのは気のせいでしょうか。
必死で此処まで来たのに、目指すべきものを見失ってしまった衝撃で、エドが未だ諦めないアルに当たるシーンはすんなり理解できたのですが。その後がどうも・・・?

前から感じてたんですが、エドはアルに対して強い罪悪感を持ってると思うんですよね。本当なら弟を守るべき立場なのに、余り乗り気でなかったアルを禁忌の行為に強引に巻き込んで、体全部を失わせてしまった。だから、エドはそれこそ「何」を犠牲にしても、アルだけは元の体に戻してやろうと誓ってるはずです。
そんなエドだから、コーヒーカップがアルの機械の体で割れた音で、アルの体が生身でないことを、ここで諦める訳にはいかないことを、改めて思い知ったと思うんです。

だから、ロス少尉とかが来たとき、何でもないと誤魔化して、二人に戻った後で投げ遣りになったことをアルに謝る、エドだったらそうすると思うんだけどなー。←長い妄想だったな。

でも、ここで立ち直らないのがアニメ版エドらしい。で、ロス少尉の出番ですが・・・。これもちょっと。←今回文句が多い。

「何も知らないくせに。」
全くだ。いや、勿論これはエドの逃げの言葉だけど、それはそれとして、ロス少尉がエド達のこれまでのことを殆ど知らないのは事実でしょう(先週出てきたところだし・笑)。
観ている私は、エド達がどんな想いでここまで来たのかを知ってるから、ここまでどんなことがあったのか知ってるから、ここで諦めるなと思えるけどね。

子供にも子供なりの事情ってもんがある。判断能力の乏しい小さい子供はともかくとしても、それなりの事情があるのを知ろうともせずに頭ごなしに責めるのはもちろん、無責任に背中を押すのもどうかと思う。
まあ、賢者の石なんてうさんくさいものに関わるのでなけりゃ、ロス少尉のような教育的指導もありかも知れないけど。

とは言っても、このシーンはアニメ版のエドがああだから、ロス少尉にこう言わせるしかなかったんでしょうけど。多分原作にはないシーンだろうなと思いながら、なーんか釈然としない、と思ってしまった。

ところで、スカーですけど。
何故、エドを付け狙うんだろう?
エドがターゲットの一人なのはいいとしても、なんでエドばっかり?セントラルなんだから、他にもわんさか国家錬金術師が居るだろうに。
しかも、賢者の石の秘密をエドが知ったことがスカーに関係あるのか?国家錬金術師を抹殺することが目的じゃなかったの?
アニメのオリジナル設定なのか、説明が省略されてるのか、判らないなぁ。
やっぱ、原作読むべきだよなぁ・・・。

「よろしおすなぁ」

2004年2月14日
「PEACE MAKER鐵」第18話「雨」

大きく話が動く予兆のように、あちらこちらで色々と動いてるんですが、色々過ぎて良く判らないというか。ストーリー自体は地味めでした。
烝がさぁ。と言うか、あゆ姉がぁ。←何が言いたいんだか。
来週辛そうです・・・。予告だけでうるうるしてしまう。
姉のことが心配なのに、一人前の忍びになるために、というかなったつもりで、感情を捨てたと言う烝クンのシーンが切ないですね。以前、あゆ姉が素直じゃないみたいに言ってましたが。ただ一生懸命なんでしょう。

そう言えば、山崎姉弟って大阪弁ですよね。山崎烝って出身は?と検索してみたら、やはり大坂なんだそうな。
因みに、明里は京都弁というか芸妓言葉ですけど、もう少しお〜っとり喋って貰えたら、もっとそれっぽくなるんじゃないかなーとか。イントネーションとかびみょーで難しいですけどね。

突然ですが、京都の芸妓といえば、「Be Love」で「紅匂ふ」という芸妓を主人公にした大和和紀氏のマンガを連載してます。たまに立読みするだけですが。
大和和紀氏と言えば、私の世代には非常に懐かしい漫画家さんと言うか(笑)。「Be Love」って庄司陽子氏の「生徒諸君!教師編」も連載してて、明らかに私くらいの世代をターゲットにしてるなぁ。当の私は、普段はマガジンとかゼロサムを読んでるんだけどね?

で、「紅匂ふ」です。芸妓世界の話なので、色々独特の慣習とか言葉とかあって面白いんですが、当然ながら科白は全部芸妓言葉で、ネーム読むときには自然と抑揚付けて読んでるんですよね。なんというか、ほんわりした雰囲気の言葉遣いで良いですよね。なごむ感じがします。芸妓世界自体はそんな雰囲気とは程遠い、厳しいもののようですが。

大和和紀氏と言えば、現代よりもむしろ過去の様々な時代、様々な世界で、強く生きる女性を描く漫画家だと思います。私にとっては「はいからさんが通る」だけど、今は「あさきゆめみし」の方が有名でしょうね。
この方も基本的にはずっと絵柄が変わらないですが、私は好きなのでこのままが良いな。

巨大タケコプター?

2004年2月11日
アニメ「ガングレイヴ」第19話「SUPERIOR」

冒頭、ボブとリーがスペリオール化した事情が描写されてましたが、結局はグレイヴとのバトルを盛り上げるためでしょ、と切り捨てる私はひねくれ者です。そんなことより、そのシーンの緊張感が良かった!

そして、ハリーとの再会。
リーが挑発するのをキレイに無視して、ハリーと二人きりの世界をつくってます(笑)。まだ記憶が完全には戻ってないようで、感情が伺えないのが残念ですが。

ボブとの派手派手しいバトルシーンは、前半1クールとは別の作品みたいですね。
それにしても、何、ボブ!!そんな姿になって嬉しいんか!?どこから見ても立派な化け物ですよ。おまけに背中のプロペラでホントに飛べるのか、そんな重そうな体が!
茶風林さんの迫力の演技がなかったら、本気で笑い出すところでしたよ。あの演技と作画の良さで救われました。変身するときの口元のシーンは、オカルト映画っぽくて不気味さ炸裂。

因みに、オーグマン達の背中の羽根は何!?
悪魔の翼みたいなんですが、なんかちっちゃいの!(笑)なんだかお茶目だわ。

公式HPによると、グレイヴが担いでるのは武器を満載した「棺桶」だそうです。グレイヴだから棺桶。死者から甦ったから棺桶。棺桶にしちゃ小さい気がするけど、重そうなはずだ。
それにしても、ブランドンだった時と髪の色が違うのは何故だろう。
それに、グレイヴのあの衣装って、もしやドクター・トキオカの趣味?

深読みは楽しい

2004年2月10日
「鋼の錬金術師」第18話「マルコー・ノート」

少佐〜♪と叫ばないと始められないのか。
スカーとラスト達のバトルシーンは良かったなぁ。

をや、やはりスカーのお兄さんの隣にいたのがラスト?それとも、ラストはスカーに見覚えないようだから、瓜二つの他人?(最近、多くないか?)
どうやらイシュヴァール人というのは、この作品で重要な役割を担っているようですね。ラスト達をスカーが何と呼んだか聞き取れなかったですが、イシュヴァール人以外が錬金術を使うことと関係あるのかな。

そう言えば、マルコーはあの後どうなったんだ?←今頃思い出した。

そして、何故ラストがエドに賢者の石を追っかけさせるかですけど。賢者の石の製造に関わるから?生きた人間ってまさかエドを・・・。
う〜ん、何故エドなのかってのも判りませんが、「優れた錬金術師」ってのも漠然としてるし、エドが特別なのは錬成陣なしに錬成できること?それともエド達の父親と関係あり?
謎は深まるばかりですねー。原作ではどこまで明らかになってるのかなぁ。

★警告★警告★警告★警告★警告★警告★

これより以下の内容は、ヒューズはいいひと。だと思っているヒューズ・ファンの方は閲覧しないで下さい。
また、普通じゃない感想は受け付けられない、という方もご遠慮下さい。
非常に変な感想です。
読まれて不愉快になられる恐れがありますので、充分ご注意下さい。





「そんな子供を見守ってやるのも大人の役目だ」

このヒューズのセリフを言葉通りに受け止めると、ヒューズというキャラは滑稽になってしまいます。何故なら、ヒューズはエド達が何をしてるのか知ってるはずです。それを知っている「大人」だったら止めます。
賢者の石についてヒューズがどこまで知ってるかは判りませんが、マルコーのこと、イシュヴァールの虐殺のことを知ってる以上、あんな非人間的な研究に関わらまいとするのが普通の「大人」でしょ。
止めてもエドは決して諦めない?それは止めようとした上で吐く科白でしょう。

それなのに、軍の人間を割き、ロス少尉達に無理させてまでその作業を続けさせる。エド達のため?いいえ、結局、軍部はエドを利用している、ということだと思います。
軍部にとってエドは「子供」ではなく「国家錬金術師」です。そして、そもそも国家錬金術師というもの自体、軍がその研究成果を定期的に査定し、軍事利用するのが目的なのは明らかですから、利用されているのはエドだけではありませんが。タッカーしかり、マルコーしかり。

勿論、ヒューズもマスタングも軍部の考えは判ってるでしょう。
軍に居ながら、ヒューズの言葉をそのまま受け止めるロス少尉は甘いです。若いからでしょうが、「まだまだだね。」

と言っても、私はヒューズやマスタング自身がエドを利用してるんだとまでは言ってませんよ?彼らは軍部の思惑を理解してるというだけで。良心の呵責も感じてるだろうと想像します。ましてや、子煩悩なヒューズの内心はどうかな?などと妄想すると、なかなか味わい深いキャラだと思います。

ところで、愛しの少佐ですが、彼も軍人である以上、およそのことは理解してるでしょう。でも、彼の言動を観てると、それはそれとして、やっぱりエド達を普通に子供扱いしてるように思えます。普通の子供じゃないにせよ。
幾つのときに国家錬金術師になったのか判りませんが、未だに階級が少佐ってのは、出世欲がないというより、こういう世渡りベタなとこが原因じゃないでしょうか。そこがまた愛おしい。

だから少佐、軍部のことなんて放っておいて、もっとエド達をネコっかわいがりしてあげてね(笑)。

それにしても、この作品はその根底というか背景に随分「残酷」なものを忍ばせてるようで。とても少年少女向けのマンガとは思えないものがあると思います。

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