「鋼の錬金術師」第10話「怪盗セイレーン」
私的見所は冒頭の「ズルなんだね!?ズルしたんだね!?兄さんのズルっこぉ〜!」と言いながら走るアルの後姿。いつものことながら、そのセリフの可愛さと外観のズレが笑える。
そして、警察での取調べといえばカツ丼、というそのアナクロリズムが何とも。日本ではカツ丼だけど、アメリカではケンタッキーだそうな。ホントかな?私はエドがおかわりを督促してから、カツ丼の海のシーン見せて欲しかったよ。

それにしても、今回はギャグじゃないの?にしてはシリアスシーンがあって、おんやぁ〜?なカンジ。オトナのお姉さんにさんざからかわれる兄弟の図、ですか?(笑)

私としては、一番引っ掛かったのはエドです。時間軸が現在に戻って、最初のリオールでの話の続きなのに、エドのキャラはむしろ前回の続き(つまり12歳)みたい。時間軸が戻った今回は、前回とはっきりメリハリつけるところじゃないんでしょうか?12歳と15歳って随分違いますよ?現に最初の話のエドはもっと魅力的だったけどなー。彼の魅力って大人顔負けの精神的なタフさとか一種のふてぶてしさ、覚悟の良さだと思うんだけど。「わからない」とか「オレはもうオトナだ」なんていうのはエドらしくないんじゃないかな。「悪事が必要なこともある」という科白もなんか空々しく聞こえるし。そういう科白が自然に聞こえるキャラの重みが感じられないように思える。
もしかして、アニメスタッフは15歳のエドも成長途上のキャラとして描くつもりなのかな?私はそんなエドよりカッコイイエドが見たいんだけど!

期待が大きいだけに辛口コメントになりました。でも、なーんとなく次回は話が面白そうなんで、次に期待しよ。

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