アニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」は1クールで終わってしまいました。早ッ!ロクに感想書かなかったので、少し。

全体としてオーソドックスな創りで、松本零士氏の世界を忠実にアニメ化したという印象です。そして確信しました。やはり私はこの世界はあまり好きじゃない(笑)。あくまで個人的嗜好の問題ですけど。

随分久し振りに観た宇宙モノでしたが、アルカディア号はじめ宇宙船の迫力ある動きは素晴らしかったです。それとバス型宇宙船のハイウェイへの着陸シーンが面白かった。
最終回では、異空間を表現する浮世絵みたいな背景画が印象的でした。浮世絵の中のアルカディア号(笑)。

ラストシーン、ここで終わりなんですか!?な感じでちょっと驚き。余韻の残るラストだとは思うけど、ただ、ああいうシチュエーションにもっていくあたりが、私の好きじゃない部分なんだな(苦笑)。勝手だと思うんですよ、ああいうの。なんで台羽を追い込む必要があるかな。漢とやらにするためですか?だとしたら最後まで描写すべきじゃないですか?

ストーリーは全体として非常に骨格がしっかり創られていたと感じました。まぁ1クールですからね。因みに、私にはヌーに関する難しい理論が全然判りませんでした(^_^;)
それにしても、初めてハーロックを観た人はアルカディア号のメインコンピュータがトチローだと判るんだろうか?あの船に意思があることは伝わるだろうけど。
逆に、前からハーロックを知ってる私には、以前の作品とは同じキャラの位置付けが変わってたりして(台羽とか繭とか。あれ、繭じゃないのか)、ややこしかった。

ところで、私はイリタ長官には別の形でがんばって欲しかったです。彼には彼の信条があったんだろうし、別にハーロックの掲げる旗だけが正しいワケじゃないでしょ?
誰もがアルカディア号の乗組員みたいに自由の旗の下に生きることができるワケじゃない。夢を持てずに腐った眼した「唾棄すべき者ども」だって居るわよ、現に。そういうのを「正しく」「導いてやる」っていうのも一つの考え方だと思うわよ、イリタ長官。←うっわぁ、イヤな大人だ〜コイツ(爆)

それにしても今回のハーロック、何だか蛍が目立ってたのは気のせいでしょうか。私、今まで彼女の印象すっごく薄かったんだけど、今回は男前なカンジでカッコ良かった♪

それと、私はどーしてもミーメの声は小原乃梨子さんのイメージが強くって、最後まで慣れませんでした(井上真樹夫さんでないハーロックにも、神谷明さんでない台羽正にもすぐ慣れたのに・笑)。ただでさえ出番が少ないから余計。皆口裕子さんの声って好きなんだけど、小原さんのあのアンニュイな声とかなり違うもんで。

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