デタラメ人間の万国びっくりショ〜〜〜
2004年1月19日アニメ「鋼の錬金術師」第15話「イシュヴァール虐殺」
出ました「雨の日は無能」。あーっはっはっ!いやー、噂はつねづね聞いてましたが、これかぁ(笑)。
しかも上官を足払いですよ!ホークアイ中尉。そして続けざまにスカーを射撃。カッコ良い!前から気になってましたが、本格的に好きになってきました、ホークアイ中尉。
そうか、火花出せないからか。最初に噂を聞いたときは、雨の中でも焔は出るんじゃ?とか思ってたけど、指ぱっちんで火花出せないことには始まらないんですね。でも、ホントにこれだけなんですか?大佐の錬金術って。マジで雨の日は使えないじゃん(笑)。しかも、それが判ってて前に出る大佐って;;
そして、建物の壁に錬金術で作った割れ目を伝って逃げるスカー。なんか笑った。ホント素早いな。
それにしてもスカー、兄と一族の仇だというのは判ったけど、だったら最初っからそう言えば良いのに。言ってることが一々支離滅裂なんですけど;;
錬金術がイシュヴァール人の信仰する神の教えに反するというなら、彼自ら錬金術を使うのはその教えに反するし、神の意志に背いても復讐を遂げ、かつ理不尽な力を行使する国家錬金術師を殲滅するというなら、「神の代行者」を名乗るのはおかしいでしょう。
そして最後のシーン。
「今、かあさんの声がした」
「馬鹿。死にかけたからってあぶない夢見てんじゃねェよ」
最初はアルの科白に、え?唐突・・・と思ったけど、そう言えば大総統の秘書、お母さんに似てるんだったね。声も似てるのか。何か訳ありでしょうか。
会いたくても、もう二度と会えない人によく似た人が近くにいる。そのことをアルには告げずに「あぶない夢」と誤魔化して、一人雨の中で俯くエドが切ないです。
自分を守るために死のうとしたエドを「この馬鹿兄!」と殴りつけるアルのエドへの想いの表し方が真っ直ぐストレートなのに比べて、エドのアルへの想いの表し方は少し変化球。そんな気がしました。
ところで、今回の話の中心であるイシュヴァール虐殺。
戦争を終わらせるために賢者の石を使うだとか、医者が助けた命で部下が殺されるからその医者を殺すとかいう、非人間的な理屈。戦場ではこんな理屈がまかり通る。
マルコーは「あれは戦争ではなく虐殺」だと言い、確かに国際法上、通常の戦闘行為は犯罪ではなく、定義された「戦争犯罪」とは区別される。けれど、実際に戦場でそれらがはっきり区別される訳でもないでしょうし、「人殺し」には違いない。
結局軍人は、常に非人間的な理屈のもとで人殺しをし、奪った命を背負う覚悟をしなければならない。自らの命が危険に晒されることより、他人の命を奪う恐怖の方が強いような気がする。例え命令に従っただけであっても、罪の意識を背負うのは自分しかいない。
命令に従って医者の夫婦を殺し、死のうとする若き日の大佐を見るまでもなく(でも、これはちょっと変じゃないか?仮にも軍人で、しかも既に賢者の石でイシュヴァール人を大勢殺している。罪の意識は深くとも、本気で自殺を図ろうとするのは不自然だと思うけど)。
ハガレンには軍人が沢山登場しますが、自ら選択して軍人になった以上、そんな荷物を背負う覚悟はできているでしょう。
けれど、国家錬金術師の資格を得ると共に軍属の身分となったエド。彼も戦争となれば戦わなければならないけど、わずか12歳で重過ぎる荷物を背負ってしまった彼が、これ以上、荷物を背負うようなことにならなければ良いけれど。
出ました「雨の日は無能」。あーっはっはっ!いやー、噂はつねづね聞いてましたが、これかぁ(笑)。
しかも上官を足払いですよ!ホークアイ中尉。そして続けざまにスカーを射撃。カッコ良い!前から気になってましたが、本格的に好きになってきました、ホークアイ中尉。
そうか、火花出せないからか。最初に噂を聞いたときは、雨の中でも焔は出るんじゃ?とか思ってたけど、指ぱっちんで火花出せないことには始まらないんですね。でも、ホントにこれだけなんですか?大佐の錬金術って。マジで雨の日は使えないじゃん(笑)。しかも、それが判ってて前に出る大佐って;;
そして、建物の壁に錬金術で作った割れ目を伝って逃げるスカー。なんか笑った。ホント素早いな。
それにしてもスカー、兄と一族の仇だというのは判ったけど、だったら最初っからそう言えば良いのに。言ってることが一々支離滅裂なんですけど;;
錬金術がイシュヴァール人の信仰する神の教えに反するというなら、彼自ら錬金術を使うのはその教えに反するし、神の意志に背いても復讐を遂げ、かつ理不尽な力を行使する国家錬金術師を殲滅するというなら、「神の代行者」を名乗るのはおかしいでしょう。
そして最後のシーン。
「今、かあさんの声がした」
「馬鹿。死にかけたからってあぶない夢見てんじゃねェよ」
最初はアルの科白に、え?唐突・・・と思ったけど、そう言えば大総統の秘書、お母さんに似てるんだったね。声も似てるのか。何か訳ありでしょうか。
会いたくても、もう二度と会えない人によく似た人が近くにいる。そのことをアルには告げずに「あぶない夢」と誤魔化して、一人雨の中で俯くエドが切ないです。
自分を守るために死のうとしたエドを「この馬鹿兄!」と殴りつけるアルのエドへの想いの表し方が真っ直ぐストレートなのに比べて、エドのアルへの想いの表し方は少し変化球。そんな気がしました。
ところで、今回の話の中心であるイシュヴァール虐殺。
戦争を終わらせるために賢者の石を使うだとか、医者が助けた命で部下が殺されるからその医者を殺すとかいう、非人間的な理屈。戦場ではこんな理屈がまかり通る。
マルコーは「あれは戦争ではなく虐殺」だと言い、確かに国際法上、通常の戦闘行為は犯罪ではなく、定義された「戦争犯罪」とは区別される。けれど、実際に戦場でそれらがはっきり区別される訳でもないでしょうし、「人殺し」には違いない。
結局軍人は、常に非人間的な理屈のもとで人殺しをし、奪った命を背負う覚悟をしなければならない。自らの命が危険に晒されることより、他人の命を奪う恐怖の方が強いような気がする。例え命令に従っただけであっても、罪の意識を背負うのは自分しかいない。
命令に従って医者の夫婦を殺し、死のうとする若き日の大佐を見るまでもなく(でも、これはちょっと変じゃないか?仮にも軍人で、しかも既に賢者の石でイシュヴァール人を大勢殺している。罪の意識は深くとも、本気で自殺を図ろうとするのは不自然だと思うけど)。
ハガレンには軍人が沢山登場しますが、自ら選択して軍人になった以上、そんな荷物を背負う覚悟はできているでしょう。
けれど、国家錬金術師の資格を得ると共に軍属の身分となったエド。彼も戦争となれば戦わなければならないけど、わずか12歳で重過ぎる荷物を背負ってしまった彼が、これ以上、荷物を背負うようなことにならなければ良いけれど。
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