アニメ「ガングレイヴ」第16話「LETTER」

今回は全般的に作画も演出もピリッとしませんでした。けれど、ハリーがビッグダディを撃つシーンだけは抜群に良かったです(笑)。

結局、ブランドンはハリーの組織への裏切りを知っていながら、最後までハリーを信じて撃たなかった(やはり私は撃てなかったんだと思うけど)。そしてハリーが本当に暴走したときは、自分が彼を止めるために、自らネクロライズ化を望んだということ。死者を甦らせるネクロライズの技術があってこその話でしょうが;

それにしても、ハリーが「お前が奪ったからだ!お前がいなけりゃ俺は昇ってたんだよ、あいつと!」と言いながらビッグダディを撃つシーン、まるでブランドンを巡る三角関係みたいだ・・・。ある意味その通りなんだけど;

ビッグダディとはファミリーの象徴。そしてビッグダディ=ファミリーを守るということは、ブランドンにとっては、マリアとハリーを守ることに他ならない。けれど彼がビッグダディ=ファミリーを守ることを選択したのは、ハリーにとっては自分と共に上に昇ることへの裏切り。

悲しいすれ違いは、ブランドンが守ろうとするのに対して、ハリーは奪おうとすることから始まっている。
全てを奪おうとすると全てを失くす。だからビッグダディはファミリーを守るために調和を求めるけれど、ハリーはそれを停滞だと言う。
どちらが正しいでもなく、しかもどちらも譲れない部分。結局ハリーはブランドンを殺してでも自分の野望を貫こうとしたけれど、彼が真に望むものにはブランドンが必要で、夢のために夢を壊したようにも思える。

マリアについては、もはや何も言うまい。あぁ一つだけ。アナタ食事用のナイフでハリーを殺そうとしたんですかー?

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「PEACE MAKER鐡」第15話「歌」

95%がギャグでした。土方さんが最初から最後まで壊れまくり(笑)。竜馬さんの特別出演が良かった。あの人、いつも新撰組の近くをうろついてるのか?

残り5%は不穏な雰囲気。あゆ姉、敵の本拠地に行ってんじゃん;吉田稔麿ってキャラが未だ掴めませんが、今のところ、私の眼には悪役にしか見えません(をい;)。
吉田―鈴は、土方―鉄クンに対比して作られたキャラと思われるんですが、吉田に感情移入ができないので、随分バランスを欠いているような気がします。
まぁ、かなり観落としてるしなぁ。レンタルビデオでちゃんと観なければ。

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昨日の銀卑語りの続き。

卑弥呼は銀次の名前を呼びません。「アンタ」とかせいぜい「天野」。あうとおぶ眼中です。
それなのに銀次は、可愛いとか言って懐いてます(もっとも銀次は可愛い女の子はみんな好きらしい)。タレて「卑弥呼ちゃん〜」と近付いてくと「寄るなバケモノ」と言われます。でもめげてる様子はありません。
―――良いわぁ。
普段はダメ夫×しっかり者の妻。
でもいざとなったら頼り甲斐のある夫。銀次は頭悪いですが(もはや定説)、機微に敏感で、直感で他人を理解し、受け容れられる人です(何せ、あの蛮と組んでるくらい)。懐深いですよ。まだ今は未成熟な部分がありますが。

うーーん、実は案外、私は銀次を気に入ってるのかも知れない。

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