『SEED DESTINY』最終回
2005年10月3日 〜2005.9アニメ感想PHASE-50「最後の力」
注!!批判的な内容を多々含みます。ご注意下さい。
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アニメ誌とか見ないし、ファンサイトとかも行かないんで、事情は全く知らないけれど、こうもシリーズ構成に破綻を来たして、それを悪びれもせずに露呈した作品って初めてなんじゃないか?>いきなり辛辣
既にシリーズ途中から実質的に主人公がキラになってたけど、49話と最終回のEDテロップではキラが一番上ってことは公式に主役ってことで。
スポンサーから強引な横槍が入ったんだか何だか知らないけれど、途中で主人公を替えたなんて初耳。
それも、キラが主人公を食った(成り代わった)というよりは、シンが(途中から)まるで主人公扱いされなかったことが不可解。シンファンでもない私が観ていて不快になるほど。
最終回で「馬鹿野郎」と怒鳴られてMS撃破され、そのままエンディングを迎えた主人公なんてあり得ないって;;や、だから主人公じゃないんだけど;;
と、主人公問題は今更な感があるのでこの辺で。
最終回の内容としては、ここまできたら、ああしかないよなって感じで、最後のシーンに「つづく」の字が見えたのも予想通り(そして続編放映中にZZのダイジェスト劇場版をつくるんでしょうとも、天晴れサンラ●ズ)。
50話もの放映をしながら、結局何一つ決着がついてない、ただ議長を殺してDESTINY PLANを頓挫させたってだけ。そもそもそれが戦争の原因でも何でもないのに。
最初から種デスではこれをテーマにする気だったのなら、最初から続編を前提にしてたってことだろうな。
確かに、議長が(少なくとも表面上)言うことと、それへのキラ達の抵抗、という構図は判り易い。テーマとしてそれなりの意味はあるだろう。けど、なぜこれを『種』の続編として創ったのか??
どうにも場当たり的というか、作品設定やキャラ設定を活かしてないどころか無視しているという印象がある。
そもそも、ナチュラルvsコーディネーターという図式自体は面白いと思うんだけど、それが種でも最後の方では活かせてなかったし、種デスに至ってはまるっきり消滅。
種の最初の方、キラが周りから不気味そうに見られるあたりは面白かったんだけど。
細かく見ていくとして、まずはシン。
ステラの「また明日」という科白で、アスラン言うところの「過去に囚われて戦う」自分を乗り越えて、未来に眼を向けるようになったということなんだろう。
個人的には、アスランがんばったんで最後にシンに言葉が届いた(だからシンがあの幻影を見た)と思ってあげたい。半分以上、殺しても仕方ないって雰囲気だったけど;;
いや、ルナマリア守るためだもんね、女の子には優しいもんね、アスラン。ルナはシンの方に素っ飛んで行ったけど。
とにかく、シンが死ななくて良かった・・・。
そして、レイの「こうしないと彼の明日が」の「彼」って、流れから観ればキラのようだけど、私は敢えて(?)シンだと思いたい。
レイのシンへの真の感情は最後まで良く判らなかったけれど、私の眼には49話までは議長のためにシンを利用してたように見えた。
で、(切欠は判らんけど)最後にやはりシンに、自分にはない未来を残してあげたくなった、ということで。何しろ最後の戦闘なんて、シンはレイの身の上話に同情して戦ったようなもんだし。
キラの明日のためにレイがギルを殺す方がよほど理解不能だし。
にしても、キラは呆然自失のレイをあのまま見捨てて行ったわけ?
なんだか最終回でキラとかAAとかが悪役っぽく見えてきたのは幻覚かなぁ?
漸く戦争終わったと思ったのにテロリストは攻めてくるわ、ラクス様には怒られるわ、果ては自分達のトップがいきなり大量殺戮兵器で味方もろとも攻撃するわ、ザフト兵達に同情したくなってきたせいか。
大体、アスラン(とムウ)がレクイエムを破壊したのに、議長と対峙するのはキラなんだね・・・。
そういえば、肝心の議長の描写も最後まで曖昧なままだった。
彼の本心はどこにあったのか?その言葉通りとは思えないけれど。
あぁ続編で回想の形で描写してくれるんですか、ソウデスカ(棒読み)。
最後、イザークの扱いはちょっと酷かったという印象。
ディアッカがAAに心情的に近いのはともかく(それでもあんな簡単にザフトを裏切らないと思う)、イザークってザフト兵士としての誇りを誰よりももってるキャラだと思うんだけど。
誇り高いがゆえに議長の行動が許せない、という部分が(描写はなくとも)仮にあったとしても、それでエターナルの援護って話にはならないだろ。
なんだかもう。
あんまりシンが哀れで、最終回はシン贔屓な感想になってしまった;;
注!!批判的な内容を多々含みます。ご注意下さい。
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アニメ誌とか見ないし、ファンサイトとかも行かないんで、事情は全く知らないけれど、こうもシリーズ構成に破綻を来たして、それを悪びれもせずに露呈した作品って初めてなんじゃないか?>いきなり辛辣
既にシリーズ途中から実質的に主人公がキラになってたけど、49話と最終回のEDテロップではキラが一番上ってことは公式に主役ってことで。
スポンサーから強引な横槍が入ったんだか何だか知らないけれど、途中で主人公を替えたなんて初耳。
それも、キラが主人公を食った(成り代わった)というよりは、シンが(途中から)まるで主人公扱いされなかったことが不可解。シンファンでもない私が観ていて不快になるほど。
最終回で「馬鹿野郎」と怒鳴られてMS撃破され、そのままエンディングを迎えた主人公なんてあり得ないって;;や、だから主人公じゃないんだけど;;
と、主人公問題は今更な感があるのでこの辺で。
最終回の内容としては、ここまできたら、ああしかないよなって感じで、最後のシーンに「つづく」の字が見えたのも予想通り(そして続編放映中にZZのダイジェスト劇場版をつくるんでしょうとも、天晴れサンラ●ズ)。
50話もの放映をしながら、結局何一つ決着がついてない、ただ議長を殺してDESTINY PLANを頓挫させたってだけ。そもそもそれが戦争の原因でも何でもないのに。
最初から種デスではこれをテーマにする気だったのなら、最初から続編を前提にしてたってことだろうな。
確かに、議長が(少なくとも表面上)言うことと、それへのキラ達の抵抗、という構図は判り易い。テーマとしてそれなりの意味はあるだろう。けど、なぜこれを『種』の続編として創ったのか??
どうにも場当たり的というか、作品設定やキャラ設定を活かしてないどころか無視しているという印象がある。
そもそも、ナチュラルvsコーディネーターという図式自体は面白いと思うんだけど、それが種でも最後の方では活かせてなかったし、種デスに至ってはまるっきり消滅。
種の最初の方、キラが周りから不気味そうに見られるあたりは面白かったんだけど。
細かく見ていくとして、まずはシン。
ステラの「また明日」という科白で、アスラン言うところの「過去に囚われて戦う」自分を乗り越えて、未来に眼を向けるようになったということなんだろう。
個人的には、アスランがんばったんで最後にシンに言葉が届いた(だからシンがあの幻影を見た)と思ってあげたい。半分以上、殺しても仕方ないって雰囲気だったけど;;
いや、ルナマリア守るためだもんね、女の子には優しいもんね、アスラン。ルナはシンの方に素っ飛んで行ったけど。
とにかく、シンが死ななくて良かった・・・。
そして、レイの「こうしないと彼の明日が」の「彼」って、流れから観ればキラのようだけど、私は敢えて(?)シンだと思いたい。
レイのシンへの真の感情は最後まで良く判らなかったけれど、私の眼には49話までは議長のためにシンを利用してたように見えた。
で、(切欠は判らんけど)最後にやはりシンに、自分にはない未来を残してあげたくなった、ということで。何しろ最後の戦闘なんて、シンはレイの身の上話に同情して戦ったようなもんだし。
キラの明日のためにレイがギルを殺す方がよほど理解不能だし。
にしても、キラは呆然自失のレイをあのまま見捨てて行ったわけ?
なんだか最終回でキラとかAAとかが悪役っぽく見えてきたのは幻覚かなぁ?
漸く戦争終わったと思ったのにテロリストは攻めてくるわ、ラクス様には怒られるわ、果ては自分達のトップがいきなり大量殺戮兵器で味方もろとも攻撃するわ、ザフト兵達に同情したくなってきたせいか。
大体、アスラン(とムウ)がレクイエムを破壊したのに、議長と対峙するのはキラなんだね・・・。
そういえば、肝心の議長の描写も最後まで曖昧なままだった。
彼の本心はどこにあったのか?その言葉通りとは思えないけれど。
あぁ続編で回想の形で描写してくれるんですか、ソウデスカ(棒読み)。
最後、イザークの扱いはちょっと酷かったという印象。
ディアッカがAAに心情的に近いのはともかく(それでもあんな簡単にザフトを裏切らないと思う)、イザークってザフト兵士としての誇りを誰よりももってるキャラだと思うんだけど。
誇り高いがゆえに議長の行動が許せない、という部分が(描写はなくとも)仮にあったとしても、それでエターナルの援護って話にはならないだろ。
なんだかもう。
あんまりシンが哀れで、最終回はシン贔屓な感想になってしまった;;
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